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介護放棄離婚
BIGLOBEニュース2018.09.04
同居35年以上の夫婦の離婚件数は、この30年で6倍になった。いわゆる熟年離婚だが、中でも近年、「介護放棄離婚」というのが目立つようになったという。
要するに、妻が夫に愛想をつかして介護を放棄し、そのまま出て行くというものだ。
たとえば、夫が脳梗塞で倒れ、後に意識等は回復したものの、後遺症のために仕事への復帰は難しく、障害年金を受給しながら経済的に厳しい生活を余儀なくされる。夫の身の回りの世話や家事全般が2年も続けば、心身だけでなく金銭的にも追い込まれ、やがて限界がやってくる。「あとは任せた」とメール一つを、たとえば、夫の弟夫婦に残し出て行くという具合だ。