医療が直面している課題に対して思い切った対策が可能となるか、どこまで舵を切れるかが問われています。海外の取り組みと比較すると問題点がよくわかります。大改革が期待されます。
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診療報酬改定の論点(上)医療の質評価、一層反映を
高機能病床の削減進めよ 池田俊也・国際医療福祉大学教授
2017/11/23付
情報元:日本経済新聞 朝刊
2018年4月の診療報酬などの改定は「惑星直列」の様相を呈している。診療報酬改定は2年に1回、介護報酬改定は3年に1回の改定であり、18年度は6年に1回の両者の同時改定となる。これに加えて第7次医療計画と第7期介護保険事業計画もスタートする。様々な医療・介護施策が同時進行し、大きな改革が進むと予想されている。
ポイント○急性期医療対応の病床が必要以上に増加
○海外では治療の成果や過程を報酬に反映
○成果支払いは医療の質の向上の切り札に