無尽灯

医療&介護のコンサルティング会社・一般社団法人ロングライフサポート協会代表理事 清原 晃のブログ
高齢社会、貧困、子育て支援などの様々な社会課題が顕在化しつつあります。このような地域社会の課題解決に向けて家族に代わる「新しい身寄り社会」を創造する取り組みとして、2011年から①身元引受サービス②高齢者住宅低価格モデルの開発③中小零細高齢者住宅事業支援サービスを掲げた「ソーシャルビジネス」にチャレンジしています。

来年度診療報酬改定のポイントについて国際医療福祉大学池田俊也教授が論点を整理されておられます。問題点が良く理解できます。

医療が直面している課題に対して思い切った対策が可能となるか、どこまで舵を切れるかが問われています。海外の取り組みと比較すると問題点がよくわかります。大改革が期待されます。
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診療報酬改定の論点(上)医療の質評価、一層反映を

高機能病床の削減進めよ 池田俊也・国際医療福祉大学教授

2017/11/23付


情報元:日本経済新聞 朝刊


2018年4月の診療報酬などの改定は「惑星直列」の様相を呈している。診療報酬改定は2年に1回、介護報酬改定は3年に1回の改定であり、18年度は6年に1回の両者の同時改定となる。これに加えて第7次医療計画と第7期介護保険事業計画もスタートする。様々な医療・介護施策が同時進行し、大きな改革が進むと予想されている。

ポイント

○急性期医療対応の病床が必要以上に増加

○海外では治療の成果や過程を報酬に反映

○成果支払いは医療の質の向上の切り札に

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アメリカでAIを使った医療が注目されています。今まで何故このようなサービスが現れなかったのでしょうか?

「通常の医療機関では問診や触診データは全く蓄積されない、もしくはマニュアル記録のため次の診察に十分活かせません。そして、結局は病気が発症してから通院することになります」
というのが通常の内容です。

従って、診察を受けるまでに毎回病院で症状を書き、長時間待たされて5分前後の診察を受け、処方をもらうプロセスにどれだけ多くの方々が不満をもっていることでしょう。それもこれも患者という弱い立場であるがゆえに我慢をしているのが実態です。

AIを使うことでこの前工程を短縮、効率化させ適切な処方に導くことは医療にとっても、患者にとっても大きな価値があるのではないでしょうか?

予防医学、遠隔診療分野においても活躍が期待できそうです。
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お医者さんはコンサルタント。AIが治療オプションを提案する次世代型医療スタートアップ

THE BRIDGE  by Takashi Fuke Takashi Fuke on 2017.11.23


医者の役割が変わりつつあります。

皆さんが通う病院では、予約を電話で行ってから病院で20-30分ほど待ち、軽度の病気であれば5-10分で診断が終わり、処方箋をもらうプロセスが普通だと思います。

Forward 」は、このような患者の診療プロセス・診断のやり方をAIを利用して変えようとしているスタートアップです。今回は筆者の体験談も含めて、AIを用いている医療系スタートアップに関して考察を述べたいと思います。

問診データの蓄積。AIが治療を提案
Forwardはサンフランシスコに拠点を持つ新興の医療機関。会員制の病院で、患者は月額150ドルを支払います。専用アプリから予約や医者と直接メッセージでき、診断・処方箋をもらう必要があればすぐに直接病院に出向き診療を受けられるサービス・フローです。

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来年度の診療報酬改定にあたって、医師や看護師らの働き方改革を推進するという基本方針骨子が固まったようです。これまで報酬改定に目がいっておりましたが、働き方改革を推進するという内容は今後、どのように報酬改定に組み込まれるのでしょうか?

民間企業と比べて医師の給与が上げどまりが指摘されたり、超過勤務が問題となっている現状を改善しようとすれば、医師の確保、看護師の確保といった内容に予算がつけられるのでしょうか?それとも処遇改善ということで報酬アップとなるのでしょうか?

どのように骨子の中に組み込まれるのか24日の発表を待ちたいと思います。
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医師看護師の働き方改革も 診療報酬の基本方針骨子案


厚生労働省は、来年度の診療報酬の改定にあたって、できるだけ住み慣れた地域や自宅で医療や介護を受けられる仕組みを構築するとともに、医療の安全を確保するため、医師や看護師らの働き方改革を推進するなどとした、基本方針の骨子案をまとめました。

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