無尽灯

医療&介護のコンサルティング会社・一般社団法人ロングライフサポート協会代表理事 清原 晃のブログ
高齢社会、貧困、子育て支援などの様々な社会課題が顕在化しつつあります。このような地域社会の課題解決に向けて家族に代わる「新しい身寄り社会」を創造する取り組みとして、2011年から①身元引受サービス②高齢者住宅低価格モデルの開発③中小零細高齢者住宅事業支援サービスを掲げた「ソーシャルビジネス」にチャレンジしています。

病院が看取りを専門に行う機能を介護医療院に求めるといわれます。特養の看取り機能はどうなるのでしょか?更に、一般病床の介護医療院転換も止める理由はないといわれています。もうなんでもありですね。医療と介護も、一般病床と療養病床も、正にボーダレス。ならば、医療保険と介護保険もボーダレスにして欲しいです。医療が介護分野にどんどん進出してきています。これでよいのでしょうか?
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一般病床の介護医療院転換「止める理由ない」

日慢協・武久会長

2017年09月15日

         
一般病床の介護医療院転換「止める理由ない」

武久会長は一般病床と療養病床の医療区分の廃止を求めた

 日本慢性期医療協会(日慢協、武久洋三会長)は14日の定例記者会見で、一般病床と療養病床の医療区分の廃止を求めた。

また、今後求められる療養病床の機能として「慢性期治療病棟」を挙げた。

介護医療院は看取り機能を担うことが望ましいとし、一般病床からの転換も「止める理由がない」と述べた。【大戸豊】

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終活の為の雑誌が発行されています。終活に関する情報を多くの高齢者が求めています。参考にさせて頂きたいと思いますので、ご紹介をさせて頂きます。
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終活雑誌「ソナエ」最新号は「相続の切り札・生命保険」

非課税枠が大きい生命保険 受取人指定で「争族」も防止

                   

・特集「相続の切り札・生命保険」

生命保険は相続税の非課税枠が「500万円×法定相続人の人数」と非常に大きく、遺産総額が同じでも相続税をゼロにできる場合もあります。

また掛け金を贈与することが容易であるほか、受取人の指定で相続人同士が争う「争族」を回避することもできます。

ほかにも、生存給付金や少額短期保険の活用法など、遺族に喜ばれる生命保険の「お得ポイント」を幅広く解説します。生命保険活用名人・せんだみつおさんのインタビューも掲載しています。

・本気で考える「親子で近居」
遠い郷里で一人暮らしをする老親は心配なもの。実際、親世代も健康不安などを抱えて心細いはず。しかし、同居や二世帯住宅はハードルが高いのも事実。そこで親を近所に呼び寄せる「近居」が俄然注目されています。

近居をサポートするサービスが登場する一方で、高齢者は賃貸住宅を借りにくいなどの困難もあります。近居のノウハウを伝授するとともに、近居に潜む課題を浮かび上がらせます。

ほかにも ☆シンガー・ソングライター、岡村孝子さんインタビュー
     ☆認知症とも深い関連「老年うつ病」の危険
     ☆105歳まで現役医師を通した日野原重明さんの「病院葬」
     ☆弔問エチケット完全ガイド「喪服のコーディネート」(宮沢りえさん、蒼井優さん、南野陽子さんら      著名人の装いチェックも)など盛りだくさんです。

【ソナエ】
「終活読本ソナエ」は平成25年に創刊された日本で初めての終活専門の季刊誌です。葬儀・お墓・保険・遺言・エンディングノート・老齢資金…いつか迎える「その時」の憂いをなくし、人生を美しく仕上げるための情報をあらゆる角度から提供します。年4回発行。2017年秋号は840円(税別)。お求めは全国の主要書店、アマゾンで。ソナエ公式サイトhttps://sonae.sankei.co.jp/about/
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<次回に続く>

若者は、人の死に立ち会う機会を持ちづらくなった

みんなの介護 平均寿命が伸び、老後が長くなった今、“老病死”に対するリテラシーはますます重要になってきそうです。

富家 3世代が同居することが普通だったかつては、死はもう少し身近なものでしたね。ずっと家の奥の間に寝ていたお祖母さんがある朝に亡くなっていて、往診に来た近所のお医者さんと一緒に看取る、という光景に多くの人が立ち会っていたでしょう。それで、死について考える機会が自然に与えられていたんです。

最近では、医療費節約の関係で在宅介護中心にシフトしてきましたから、これからは自宅で看取ることがある程度多くなっていくかもしれませが、まだまだ大概の方が病院で亡くなっています。祖父母と同居することの少ない今の若い人たちは、人の生死に立ち会う経験をほとんどできなくなってしまいましたよね。

みんなの介護 かつての家庭は、生死について自然に学ぶことのできる場だったのですね。

富家 死についての教育がきちんとしていないから、自分や家族の最期に際したときどうすればいいのかわからなくなるのでしょうね。その結果、延々と延命治療を続けるしかなくなってしまう。医学生はもちろん、小中学校など一般の教育の場でも、死についての教育をもっときちんとやっていなかければいけないですよ。

よく言われることですが、人間は「死亡率100%」。これをきちんと受け容れることは難しいようです。延命さえし続ければ永遠に生きられる気がしてしまうものなんですよね。でも当然、そんなことはあり得ないわけですから。


死は、この世にある数少ない確実なこと。貧乏に生まれても後に大成功するかもしれないし、反対に、今大金持ちの人だって将来どうなるかはわからない。世の中、何が起こるかなんて予想がつかないものですが、死だけは誰にも平等に訪れる。だからこそ、きちんと考える機会をもたなくてはいけないんですよ

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