無尽灯

医療&介護のコンサルティング会社・一般社団法人ロングライフサポート協会代表理事 清原 晃のブログ
高齢社会、貧困、子育て支援などの様々な社会課題が顕在化しつつあります。このような地域社会の課題解決に向けて家族に代わる「新しい身寄り社会」を創造する取り組みとして、2011年から①身元引受サービス②高齢者住宅低価格モデルの開発③中小零細高齢者住宅事業支援サービスを掲げた「ソーシャルビジネス」にチャレンジしています。

「働き方改革」が叫ばれるなか、精神障害による労災請求件数が過去最高となっており、中でも女性の精神障害による労災請求件数が急増しています。懸念するのは業種別に「医療、福祉」が最多となっていることです。漸く医療、福祉における精神障害の多さが明らかにされました。

厚生労働省2109年6月28日に発表した2018年度の「過労死等の労災補償状況」によると、「精神障害」による労災請求件数は6年連続で過去最高を更新。「脳・心臓疾患」は4年連続の増加となった。特に危惧されるのは、女性の「精神障害」による労災請求件数が急増していることだ。

厚労省は「働く人が増えたから」と単純に割り切るのではなく、「医療・福祉」で働く女性に「精神障害」が増えているのはなぜなのか、その因果関係について調査をするべきだろう。』・・・その通りです。
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急増する「女性の労災」 いじめや嫌がらせ、暴行... その原因は「働く人が増えたから」?(鷲尾香一)
ニコニコニュース2019.8.12

 安倍晋三政権下で、さまざまな「働き方改革」が進められている。有給休暇の取得や残業時間の削減など、労働者の権利を守る政策が進められているものの、実態面では必ずしも労働者の肉体的・精神的負担は軽減されていないようだ。

厚生労働省2109年6月28日に発表した2018年度の「過労死等の労災補償状況」によると、「精神障害」による労災請求件数は6年連続で過去最高を更新。「脳・心臓疾患」は4年連続の増加となった。特に危惧されるのは、女性の「精神障害」による労災請求件数が急増していることだ。

2018年度の「精神障害」による労災請求件数は、前年度比88件増加の1820件で、うち未遂を含む自殺件数は21件減少の200件だった。このうち、支給決定件数は41件減少の465件で、認定率は1.0%低下の31.8%。うち、未遂を含む「自殺」は22件減少の76件で、認定率は8.9%低下の38.2%だった。

精神障害」を業種別にみると、労災請求件数では「医療、福祉」が320件で最も多く、次いで「製造業」の302件、「卸売業、小売業」の256件となっている。

支給決定件数 は「製造業」の82件が最多で、次いで「医療、福祉」の70件、「卸売業、小売業」の68件だった。

年齢別では、「40~49歳」が597件ともっとも多く、「30~39歳」が491件と、30~40歳台で全体の59.8% を占めている。

非常に危惧されるのは、「女性」の「精神障害」が急増していることだ。女性の「脳・心臓疾患」での労災請求件数は、前年度と比べて2件減と横バイ圏だが、「精神障害」は前年度から99件増えて788件と、全体の43.3%を占めて大幅に増加している。

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この猛暑の中で、日本では孤独死が最も多く発生するといいます。孤独死≒セルフネグレクトという相関のもと、猛暑に耐えきらずに死に至る人が後を絶ちません。完全に無縁社会と化したいびつな日本社会の現実があり、その数、年間3万人――。近年、高齢者にとどまらず、30代や40代を含む現役世代の孤独死が数多く発生している現実は看過できません。
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孤独死した40代男性の部屋に見た周囲との断絶
ふとしたきっかけで誰にでも起こりうる
東洋経済オンライン2019.8.12
 菅野 久美子 : フリーライター
いよいよ夏本番になってきた。夏は、1年のうちで孤独死が最も多く発生する。

なぜ夏の時期に孤独死が大幅に増加するのか。理由は簡単で、孤独死は近隣住民の臭いによって発見されるからだ。また、孤独死する人はセルフネグレクト(自己放任)に陥っているケースが約8割となっている。ゴミ屋敷など物理的にエアコンをつけられない環境にあることも多く、強烈な暑さの中、元々衰弱していた人などは、熱中症が引き金となって死に至ることがある。

拙著『超孤独死社会 特殊清掃の現場をたどる』の取材を通じて孤独死現場と向き合っていると、家族でも友人でもなく、遺体が発する臭いによってしか、その死が気づかれないという残酷な現実が浮き彫りになる。

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認知症患者によるカフェレストランとパン工場、本当に素晴らしい取り組みです。認知症カフェやレストランは聞いていましたが、パン工場までセットとは驚きです。本当にこのようなモデルが出来たことに賞賛を送りたいと思います。認知症患者による農業+レストラン+パン工房と生産という分野も取り入れたいですね。このようなモデルが全国に波及することを期待したいと思います。我々もやりたいです。
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働くのは認知症患者 カフェレストランとパン工場を訪ねて
日刊ゲンダイ2019.8.7

 認知症だからという理由で居場所をなくしてしまう人は多いが、ここでは違う。お客さんのために料理をして、接客をこなし、給料をもらう。時折見せる笑顔は自信に満ちている。認知症患者が働く異色のカフェレストラン「かめキッチン」(神奈川県藤沢市鵠沼海岸、運営=NPO法人・シニアライフセラピー研究所)を訪ねてみた。

昨年6月にオープンし、認知症患者たちが毎日、調理(仕入れ担当は健常者)から接客まで行う特異なレストランだ。自分の生年月日が思い出せない軽度から、徘徊や介護なしで生活が営めない重度に近い患者たちがリハビリを兼ねて働いている。

「登録者数は約30人。60代から最高年齢が90歳を越える人もおります。開店から1年が経過しましたが、大きなトラブルはまだ起きておりません」

 こう語るのは、主宰者であるNPO法人の木村由香・広報開発部部長だ。

「かめキッチン」に隣接してパン工場「パン遊房亀吉」もあり、ここでは認知症患者10人ほどが毎日、700個のパンを焼いていた。素材にこだわり、国産小麦粉(北海道の江別製粉)、アンは北海道十勝地区の小倉アン、パンを焼く窯は「溶岩石窯」という本格的なパン工場だ。
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