無尽灯

医療&介護のコンサルティング会社・一般社団法人ロングライフサポート協会代表理事 清原 晃のブログ
高齢社会、貧困、子育て支援などの様々な社会課題が顕在化しつつあります。このような地域社会の課題解決に向けて家族に代わる「新しい身寄り社会」を創造する取り組みとして、2011年から①身元引受サービス②高齢者住宅低価格モデルの開発③中小零細高齢者住宅事業支援サービスを掲げた「ソーシャルビジネス」にチャレンジしています。

熊本地震から3年、この時期になると思い出します。我々も熊本で施設をやっておりましたので、当時、施設の駐車場で高齢の入居者は毛布にくるまって寒い一夜を過ごしました。3年経ってもまだ1万6500人が仮設住宅で避難生活を送っています。熊本地震では死亡した人の約8割が、避難生活の中で亡くなった災害関連死です。そして、70歳以上の高齢者や持病を持つ人たちが多くを占めています。安心できる住宅確保が何よりも優先されます。災害多発国として災害への備えは正に国防なのです。兵器の購入だけでは国は守れません。
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<主張> 熊本地震から3年、命が失われぬ仕組みを万全に
しんぶん赤旗2019.4.14
 熊本、大分両県を中心に大きな被害を出した熊本地震で、最初の震度7の激しい揺れが発生してからきょうで3年です。2日後に震度7の「本震」となる揺れが起き、災害関連死を含め死者が273人となり、甚大な建物被害などを引き起こしました。熊本県内での住宅被害は約19万8000棟にのぼりました。

 今も約1万6500人が仮設住宅などで避難生活を送っています。長引く避難の中で被災者はさまざまな困難を抱えています。被災者の切実な声に応えた十分な対策、被害の実態に見合ったきめ細かな支援が急がれます。

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「チュージングワイズリー」という言葉を初めて耳にします。近年、アメリカの医療業界で起きているムダな医療を排除する活動とのこと。医療行為の中で、メリットよりもデメリットが上回る医療行為をリスト化する活動であり、それをムダと定義できれば医療費の削減につながることになるというものです。早晩、日本でもこの考えが広まる可能性があります。
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日本を滅ぼす「ムダな医療」、米国では激減のワケ
BIGLOBEニュース2019.4.12
 米国で進む「チュージングワイズリー」の動きをご存じか? 近年、医療分野において増加している「メリットよりもデメリットが上回る医療行為をリスト化する活動」のことを、そう呼ぶのだという。最前線をいく米国では、世界的に権威のある医学会などが率先してリスト化に協力している。2014年に250項目程度だったリストは、5年経った2019年現在、およそ300項目が追加され、計550項目ほどにまで増えた。医療経済ジャーナリストである室井一辰氏が、その背景を紹介する。(JBpress)

医療という「大海」の中には、受けないほうがいいという治療もある。それを一つの海図として知っておくことが、誰にとってもメリットになると私は考えている。

 2013年、まったく別の情報収集をしているときに、私は「チュージングワイズリー(Choosing Wisely)」の存在を知った。直訳すれば「賢く選ぼう」という活動。この小さかった活動が、いまでは国際的に広がりを見せている。

 残念ながら日本ではまだ、チュージングワイズリーについてあまり知られていない。だが米国では、医師のほぼ半数がその存在を認識している。それほど医療業界に浸透し、影響力を持つ存在になってきているのだ。チュージングワイズリー、すなわち「ムダな医療」を見極めて排除しようという動きは、早晩日本にもやってくることは間違いない。

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非正規女子の格差処遇が改まりません。何故にこのような苦しみがいつまでも続くのでしょうか?女性の苦しみは家族の苦しみであり、それは社会の苦しみでしかありません。どうして政治の世界はそれがわからないのでしょうか?女性活躍を叫ぶより前に「人並みに、人間らしく暮らせる制度を整えるほうが先なのに、なかなか声が届かない」という雨宮処凛さんの言葉に政治家は耳を傾けて欲しい。
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非正規女子を苦しめ続ける《どうせ女は》という日本社会
livedoor2019.4.14
 格差社会と呼ばれて久しい。そのしわ寄せをもろに受けているのが、バブル崩壊後の就職超氷河期に社会に放り出されたロスト・ジェネレーション、いわゆる『ロスジェネ世代』だ。

 非正規雇用で働く人たちの実態をよく知る作家・雨宮処凛(あまみやかりん)さんは、ロスジェネ世代が向き合ってきた不毛な競争を「10人中、6人しか座れないイス取りゲームをやっている状態」と、たとえる。

とりわけ女性を取り巻く現実は厳しい。非正規雇用で働く人のうち、女性が占める割合は約7割と圧倒的に多い。国税庁の調査(平成29年)によれば、年間平均給与は151万円。女性活躍を叫ぶより前に「人並みに、人間らしく暮らせる制度を整えるほうが先なのに、なかなか声が届かない」と雨宮さんは嘆く。

「先日、(社会学者の)貴戸理恵さんが『現代思想』('19年2月号)に、こんなことを書いていたんです。

 いちばん働きたかったときに働くことから遠ざけられて、いちばん結婚したかったときに異性とつがいになるにはあまりにも傷つき疲れ果てていて、いちばん出産に適していたときに妊娠したら生活が破綻すると怯えた、それがロスジェネだ、と─。まさにそのとおりだな、と思いましたね」

「死なない方法って、つまり生存権で、本来は国が保障すること。それを個々人でやらないといけない。厳しい時代に生きているんだと思います」

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