無尽灯

医療&介護のコンサルティング会社・一般社団法人ロングライフサポート協会代表理事 清原 晃のブログ
高齢社会、貧困、子育て支援などの様々な社会課題が顕在化しつつあります。このような地域社会の課題解決に向けて家族に代わる「新しい身寄り社会」を創造する取り組みとして、2011年から①身元引受サービス②高齢者住宅低価格モデルの開発③中小零細高齢者住宅事業支援サービスを掲げた「ソーシャルビジネス」にチャレンジしています。

福岡のもつ鍋専門店「楽天地」さんが医療関係者や介護施設関係者にもつ鍋を無料で提供してくれるという驚きのニュース。もつ鍋だけかと思ってサイトを見れば何と「医療従事者の方々に無償でを提供します、飲食代は楽天地が持ちます」と書かれていたのにびっくり。6月1ヵ月限定ですが、医療従事者に免疫up、スタミナupの感謝祭と銘打った取り組みに話題が集中。飛行機飛ばすより、よっぽど喜ばれるかな?我々の事務所の近くなんです!
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「赤字覚悟で恩返し」医療従事者に全額“おごります” 福岡のもつ鍋専門店
Yahoo!ニュース2020.6.1
 感謝の印に自慢のもつ鍋料理をごちそうします-。もつ鍋専門店「楽天地」(福岡市)は6月、新型コロナウイルス対策の最前線で働く医療従事者らに、もつ鍋などの飲食代を全額無料にする太っ腹なサービスを市内各店で行う。期間は1~30日まで1カ月間。大盤振る舞いにはいろいろ事情がある。

市内の医療機関で働く医師や看護師、事務職員のほか、介護施設関係者ら(いずれも本人)も対象にしている。精算時に従業員証などを提示すれば、店員が静かに一礼し、全額を店が“おごる”形で会計処理する。天神本店や天神大名店、博多駅前店など市内8店舗で実施。「三密」を避けるため電話予約を呼び掛け、団体での来店は5人までとする。
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介護保険制度20年で制度設計に問題はなかったのか?制度立案に携わった元官僚は出来栄えは85点と自画自賛しているが、ここまで人手不足になるとは考えていなかったであろう。需要予測はあっても供給予測までは見ていなかったとしか考えられない。介護福祉士有資格者は162万人いるものの、うち4割は介護に従事していない。更に離職率は15.4%と極めて高い水準にある。その最大の理由は全産業平均と比べて約6万5000円低い(18年9月時点)賃金にある。最大の思い違いは介護は低賃金でも良いという思い込みであろう。
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介護保険制度20年② 「社会保険しかなかった」立案に関わった元官僚
福祉新聞WEB2020.6.1
[視点]人材不足は死活問題
制度開始から増大し続けるサービスに対し、担い手の確保が追いつかず、人材不足が深刻化している。

 

 介護福祉士の有資格者は162万人(2018年)いるものの、うち4割は介護に従事していない。介護職員の離職率は15・4%(18年度)と高い水準にある。

 

 介護職員の賃金アップのための加算が作られ、常勤介護職員の平均月給は30万970円(18年9月時点)まで上がったが、それでも全産業平均と比べると約6万5000円低い。

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大変素晴らしいことだと思います。国・都・区が全体策を追求する中で、最小単位の「地域(地域ドクター)」が「地域民(高齢者)」を守りたいという想いを、部分策としても実行するべきとの考えから、地域密着のコロナウイルス・バスターズ活動を始めた。国や自治体の大きな動きは連日報道されますが、このような地域で国や行政の手が届かないところで、地域の高齢者を守ろうと立ち上がった先生方にエールを送ります。是非、巣鴨モデルを全国に広げて欲しいと思います。
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巣鴨発、医療従事者と地域が一丸となって、高齢者をコロナウイルスから守る活動=『コロナウイルス・バスターズ』開始!
PR TIMES (プレスリリース)2020.6.1
主に「巣鴨周辺地域の医療従事者」が、「巣鴨の高齢者(在住者、観光者共)」を、『高齢者に特化した対策の伝達』で、コロナウイルスから守る活動体を“コロナウイルス・バスターズ”と称します。

主に巣鴨周辺地域の医療従事者(地域外からの参画も有り)を中心に、『高齢者向けのコロナウイルス対策』の情報を集約して、巣鴨在住、又は巣鴨観光の高齢者達に情報認知を行い、感染リスクの減少に努めます。

国・都・区が全体策を追求する中で、最小単位の「地域(地域ドクター)」が「地域民(高齢者)」を守りたいという想いを、部分策としても実行するべきとの考えから、地域密着のコロナウイルス・バスターズ活動に繋げます。
巣鴨地域内外の高齢者に対して、“巣鴨で発生させない、巣鴨で移らない、巣鴨で移さない”・・・これをスローガンに、医療従事者による「巣鴨発の地域一丸活動=コロナウイルス・バスターズが始まります!
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