先日医療法人を訪問しました

が、いきなり,

賃貸事業の利回りはいくらぐらいでしょうか?

との質問に少し戸惑ってしまいました。

土地建物を取得して賃貸事業を医療法人が展開するという概念なのでしょうか?
医療収入は計算ができるので、それ以外に高専賃事業という賃貸事業での収益性はどうなのかという質問であったようです。
医療法人が取り組む高専賃の意味がなかなか医療法人に伝わっていないことを改めて実感しました。
私がいつもセミナーで言っている、

「医療法人は賃貸で儲ける必要はない、医療保険と介護保険で報酬を得るためのプラットホームである」

という概念がなかなかわかっておられませんね~。
そう考えると、医療型の高専賃は医療と介護の新しいビジネスモデルだといえますね。
訪問診療を中心とした医療保険と訪問介護、訪問看護、訪問介護、デイケア等の介護保険で療養病床1床分に近い報酬が得られる仕組みを作ること。
これが医療型高専賃のビジネスモデルなんですね。
このビジネスモデルの普及こそが医療依存度が高くて自宅では生活が難しい高齢者の救済につながるものではないでしょうか。

行政はどうしてこのような医療と介護の融合ビジネスモデルの提案ができないのでしょうか。

後期高齢者の増加は今後ますます医療との連携強化を必要としてきます。

医療だけで全てを賄おうとすれば当然、財政負担が厳しくなることがわかっているだけに、いかに介護と融合させるかをしっかりと考えねばなりません。
まだまだ多くの医療関係者の方々にこのビジネスモデルの提案を行い続けねばなりません。

う~ん 時間が足りない!

何か良い方法はないものでしょうか。