無尽灯

医療&介護のコンサルティング会社・一般社団法人ロングライフサポート協会代表理事 清原 晃のブログ
高齢社会、貧困、子育て支援などの様々な社会課題が顕在化しつつあります。このような地域社会の課題解決に向けて家族に代わる「新しい身寄り社会」を創造する取り組みとして、2011年から①身元引受サービス②高齢者住宅低価格モデルの開発③中小零細高齢者住宅事業支援サービスを掲げた「ソーシャルビジネス」にチャレンジしています。

2010年05月

スカイマークの黒字化の記事が出ていました。 小型旅客機の統一でコスト減により黒字化 、とのことらしいです。 以前から、ANAやJALの経営悪化に比べて、スカイマークやエアドゥの経営が改善 という記事がのっていましたが、その要因の一つに小型機の同一機種導入が要因と いうことが言われていました。 ANAやJALはジャンボ機を含めて、多様な機種を導入しているために部品の 共通化が出来ず、効率が悪いとのことのようでした。それに比べて、スカイマーク等 は同一部品であるがゆえに、部品交換が簡単でなお且つ同一の機種であるがゆえに、 扱いも同じで、機体の整備や運行の標準化が図られ生産性が上がっているのではないか というものであったかと思います。 大量輸送の時代にはジャンボは一度に大量のお客を運べて、効率的かもしれませんが、 競争が厳しくなり稼働率が悪くなると一気に効率の悪さが目につくということも指摘されていました。 実は、介護事業も同様の現象が現れ始めたのではと考えております。今後価格競争はますます 厳しいものとなってきます。そうなればなるほど大きな施設は小回りが利きにくく、競争に負けて しまう時代が来るのではないでしょうか。 これからは多種多様な、そして多様な価格帯の施設が多く出現してくるでしょう。 中にはコンセプトが陳腐化して、スクラップ&ビルドも辞さずという 施設も出てくるかもしれません。効率が悪くなれば潰してでも次の商品を提案する というものも出てくるでしょう。そうなると小回りの利く小規模施設の方が環境変化に向いている とも言えるでしょう。 そして、もう一つ、今回のW保証スキームの中で、運営代行はこのことが大変重要になってきます。 運営代行をしようにもジャンボはすぐには運転ができません。それに比べて我々の標準化された 小規模ローコスト型高齢者住宅eL3は同一機種で、同様の施設を経営している人ならば 直ぐにでも代行ができるという利点を持っています。 支援機構により多くの同志を参集せねばなりません!
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ファクタリング大手T社の役員並びに幹部の方々とご一緒の機会を頂きました。 ありがとうございました。 そこで改めてファクタリングの重要性について確認をすることができました。 そもそもファクタリングとは、介護保険の支払いを国保連に代わって、 一時立て替えをするサービスですが、私どもは以前より活用をさせて 頂いたりしておりました。 高齢者住宅事業のリスクヘッジにおいてファクタリングは極めて重要な要素です。 この事業の怖いのは初期リスクにあります。 初期リスクとしては、一番大きなリスクが入居リスクです。 入居者が入らなければ固定費比率が高いだけに一気に経営悪化、資金繰り難という 事態に遭遇します。 いかに早期に満室化を図るかを計画せねばなりませんし、 更に初期の資金繰り対策を行わねばなりません。 介護保険は月次の〆をして、保険請求してから2ヶ月後に入金ということになります。 即ちサイトは60日になります。 この60日間が痛いのです。 この60日を何とか短縮できないか、経営者は必ずそのことを考えるでしょう。 初期のコスト増を考えると、とにかく1日でも早く資金が欲しいのです。 しかし、保険ですから簡単に短縮することはできない、 そこにファクタリング会社の存在意義があるのです。 60日サイトを全額ではありませんが、7割~8割が20日サイトで一旦振り込まれる、 とするとどうでしょうか?一気に資金繰りは好転して参ります。 入金サイトが1/3に短縮される。 このことは経営者であればその威力は十分にご理解頂けるはずです。 もちろん、入居者が入ってのことですが。 この事業の最大の成功要因は早期入居の仕組みを作ることと、 資金繰りにおいて少しでも前倒しをして出血を抑えることと言ってもも過言ではないでしょう。 それほど重要なのですが、以外に活用をされていないのには驚きでした。 T社幹部の方々ともお話をして、まだ十分にその戦略的価値が、 一般の皆様にご理解されていないのではないかと思った次第です。 我々のローコスト小規模型高齢者住宅eL3には、先にもお話をしました W保証(家賃保証と運営代行保証)と このファクタリングをセットで展開を考えております。 今後T社様とこの内容を詰めていくことになりました。
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ある地方都市で月額利用料が1室73000円の住宅型有料老人ホームに出会う。 経営者は30歳の若き事業家でした。 商品にビックリであったが、更にその若き経営者の感性の鋭さにビックリでした。 良く考え、工夫をしている。 その結果生まれた商品である。 この領域に達すると価格的には本当に施設と遜色がない。 改めて、この業界に必要なのは規制緩和であると実感をする。 しかしながら我々のeL3と違うポイントは、 他の都道府県にて応用するにはまだまだ関門があるということだろう。 しかし、既にその原型がここにある。 この原型を大事にしたい。 まだ原石の段階であるが、十分に光り輝くものになり得るであろう。 世の中にはこのような経営者がいるものである。 全く新しい発想で介護事業を捕えている。 介護事業はこのような頭の柔らかい人材が今後環境を変えていくのであろう。 やはり若いっていうのは素晴らしい。 既存の価値観にとらわれず、全く新しい発想で新しいことにチャレンジをしている。 日本の介護業界を革新していくのはこのような経営人がもっと排出されてこなければならない。 新しく制度を変えるのは決して上からではなく、現場からということを実感した1日であった。
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ある政令都市近郊の住宅団地の住民組合より呼ばれて講演を行いました。 230戸程の高級住宅団地で、20年前から開発された大変きれいな街でした。 誰もがこんなところに住みたいね~と思えるような素敵な住宅地でしたよ。 ところが、困ったことに開発会社の経営がこの不況で行き詰ったことから、 この街が抱える問題が顕在化してきたのです。 どういうことかというと、、、 街のシンボル的存在であったスポーツセンターが2年前に経営難で閉鎖され、 その活用をめぐって地域の住人の意見がまとまらないで困っているので 相談にのってくれないかとのことでこれからの街づくりの講演となったわけです。 開発して20年もたつことから初期に住宅を購入された住民の高齢化が進んでおり、 スポーツセンターの有効利用から、今後の高齢化した街づくりの議論に発展してきたわけです。 スポーツ施設を介護福祉の施設へと転換できないかとのアイデアもあり、 そこから私にたどりついたようです。 講演の前に現地を拝見しましたが、スポーツセンターそのものは現状では使えず、 これを施設に転換するのは困難と思われました。 プールに、スポーツジム、スタジオ、そしてサウナまで揃った立派なものであるが、 どうみてもバブル時代の名残と思われる施設であり、230戸の住民でこれを維持するのは、 極めて困難であろう、という印象でした。 現在、エヌ・ビー・ラボでは日本で初めて開発されたアクティブシニアの街の中にある 住宅型有料老人ホームの支援に入っていることから、類似した要素が多く、 このシニアタウンの話をベースに、 10年後、20年後を想定したケアタウン構想 について2時間ほどお話をさせて頂きました。 私からは、このスポーツジムの再開発方法並びに、シニアタウン化している団地の再生方法・・・ 即ち、この団地内で、いかにしたら高齢者、若い方々、そして子供たちが共存できるかについて 具体的に提案を行いました。 講演出席者は高齢の方々も多く、新たにこの団地を引継いだ開発会社の役員も参加され 活発な意見が出されました。 中でも、出席者からは自分たちが投資をしてでも、我々が提案するような街づくりをしたい との熱心な議論が起きたのにはびっくりでした。 これからは、このような高齢化団地の再生が街づくりのテーマになっていくものと思われますね~。 こちらが大変勉強になった一日でした。 このプロジェクトが起きることを願って会場を後にしました。 又、その再生方法についてはどこかでお話をさせて頂きたいと思います。
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ある地方都市で、医療法人が取り組む高専賃(正確には住宅型有料老人ホーム) 開発プロジェクトが新たにスタートしました。 我々のコーディネ-トで医療法人の新たな取り組みが始まります。 現在、200名弱の療養病床を持ち、2ユニットのグループホーム、 50名の特別養護老人ホームを社会福祉法人にて経営されておられます。 これまで、医療を中心に医療と介護の複合施設化を図ってこられましたが、 今回の高専賃(60戸※住宅型有料老人ホーム)を持つことで、 いままでの取り組みが更に一層パワーアップすることになるでしょう。 病床を持つ病院がバックに控え、訪問診療の展開できるクリニックを前線部隊に配置し、 通所リハを設置する。 更にそこに、 訪問看護、訪問介護、居宅を併設することで、在宅への前線基地ができあがります。 この前線基地の周辺に住居系~施設系の建物を配置することで、 地域の医療と介護のハブが出来上がることになります。 前線基地には医療・介護型の高専賃を設け、医療依存度の方を受け入れる。 認知症の方は認知症専用のグループホームがあり、 介護が重くなれば特別養護老人ホームにて受け入れができる。 当然、高専賃やグループホームには24時間体制の在宅療養支援診療を展開することで より一層安心できるケアの体制が出来上がることになります。 高専賃やグループホームなどの箱モノは、訪問診療、訪問看護、訪問介護、 居宅支援事業の各事業の 受け皿(プラットホーム) となり、それぞれの施設が各事業を統合させたプロフィットセンターとなるのです。 各事業の統合(融合)こそが新しいビジネスモデルを形成することなります。 そして、この統合(融合)を可能にするのが、高専賃なのです。 この構想こそが我々が目指している、病院+医療型高専賃を核としたネットワーク作り 『エリアケアセンター構想』なんです。 これから各地域の中核病院様とこの構想を是非実現していきたいものです。 今回のプロジェクトは正にそのスタートとなるべきものです。 これからが大変楽しみです。 10万都市に1つのセンター これが我々のメディカルケア・タウン構想です。
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