無尽灯

医療&介護のコンサルティング会社・一般社団法人ロングライフサポート協会代表理事 清原 晃のブログ
高齢社会、貧困、子育て支援などの様々な社会課題が顕在化しつつあります。このような地域社会の課題解決に向けて家族に代わる「新しい身寄り社会」を創造する取り組みとして、2011年から①身元引受サービス②高齢者住宅低価格モデルの開発③中小零細高齢者住宅事業支援サービスを掲げた「ソーシャルビジネス」にチャレンジしています。

2013年06月

エルスリーの採用状況に変化が出てきました。ここ数カ月、スタッフの採用に随分と苦労をしてきました。今日も、厳しい雇用環境は変わりません。むしろ、景気が上向き始めた昨年秋から介護の雇用情勢は日に日に厳しくなって参りました。

一般に公表されている有効求人倍率は平成23年度有効求人倍率介護分野1.58倍と言われますが、現状は2~3という状況かと思います。ひどい所になると5を超えるエリアも出てきていると推測されます。

そのような厳しい雇用環境に対して、我々も人材確保に心血を注いで参りました。これまで月間採用人数は平均して30名程度ではなかたかと思いますが、4月、5月、6月現在で平均月64名と一気に数字が上がってきました。総数も400名を超えました。

まだまだ予断を許しませんが、採用戦略をチェンジしてきたことが、ここにきて功を奏してきているのではないかと思われます。これまでの求人媒体を中心とした採用戦略から、現場での採用戦略へとシフトし始めたことです。

今まで言われながらもなかなか転換できなかった全員野球の体制が少しずつ出来てきたのではないかと思われます。人材採用が出来てくれば後は、入居促進あるのみです。一気にこれまでの遅れを取り戻したいと思いますが、本当に一喜一憂の日々です。
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

先日、在日外国人の介護関連の就職支援をしている、ある法人様を訪問させて頂きました。

予想以上にニーズがあることを確認することができ、今後の外国人採用の一つのルートになるのではないかと確信しました。

これまでの実績は、21年8月~25年3月までに36ヶ国405人の求職者があったと言われます。この方々にヘルパー資格講座を開設し、紹介をしておられます。これまでの実績は173人ということです。

都市部において増加する在留外国人の就職支援は、行政の一つの支援の対象でもあるようです。ここは、行政からの助成金を受けて、講座を開設し、介護関連の事業所の紹介をしているという、非常に価値のあるお仕事をされておられます。

事務局の話では、現在の講座では3分の2程度が外国人で、品質的にも大変優れているということです。国内では介護人材の慢性的な不足の中で、品質的には非常に厳しいものがある中で、このような人材が国内の介護人材として入ってきていただけることは大変ありがたいです。

政府のデータでは、在留外国人は約200万人、その内、永住者関係では約100万人という数字でしょうか? 今後貴重な人材となってくることが予想されます。
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

【インドネシア】看護師、介護士41人が帰国、6分の1、定着が課題(バンコク週報より)

EPAによる看護師。介護士の帰国が続いているようです。何が原因なのでしょうか? そもそも最初の目的が異なるのではないでしょうか。就労の為ではなく、学習の為と考えればうなづけます。

国内の雇用情勢にとって、この制度自体が問題なのです。このような繰り返しでは、いつまでたっても日本のヘルスケア部門の人材確保にはつながりません。

韓国も、ドイツも、そして台湾も就労目的のビザを発行し、積極的に人材確保を図っているのに、このままでは世界の労働市場から取り残されてしまいます。
…………………………………………………………………………・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
19/06/2013 経済連携協定(EPA)に基づき、インドネシアやフィリピンから来日し、2012年度までに看護師や介護福祉士の国家試験に合格した計260人のうち、41人が既に帰国していたことが18日、分かった。日本側の仲介機関である公益社団法人「国際厚生事業団」が明らかにした。

合格後は継続して日本に滞在し介護や医療の担い手となるよう期待されているが、合格者全体の6人に1人が帰国しているのが実態。人材の定着が課題であることが浮き彫りになった。

事業団によると、帰国は家庭の事情などが理由。インドネシアは2008年から候補者の受け入れが始まり、看護師71人、介護福祉士121人が合格。フィリピンは09年から開始され、看護師25人、介護福祉士43人が合格した。

EPAの看護師候補者は3年間、介護福祉士候補者は4年間日本に滞在し、施設で働きながら国家資格取得を目指している。(共同)
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

昨日は総合ユニコム様の主催で見出しのセミナーが開催されました。予定通りほぼ20名の方々が参加をされました。参加者は医療法人、社会福祉法人、介護事業者、鉄道関係者、建設関係者と多岐にわたっています。

回を重ねるごとに我々のエルスリーも数を増やしているだけに、実際の低価格型高齢者住宅の運営について様々な工夫とモデルが出来つつありますので、話が止まりませんでした。
セミナーの面白い所は自分で話をしていて気付くことが多くあるということです。

受講者の皆様とセミナーを通して、又、質疑を通してコミュニケーションを取ることで、我々のモデルについて検証することのできる良い機会となりました。又、小規模低価格型高齢者住宅というものがいかに難しいモデルであるかについても、最近は感じることが多くなりました。

確かにニーズはあるのですが、従来の対象とする所得層や規模とは全く逆の発想であるだけに、理解を得るのはかなり厳しいものがあったのではないかと思われます。

そして、話していてエルスリーというのは、従来の高齢者住宅の概念とは異なる方向に進みつつあるのではないかと強く感じるようになりました。

小規模低価格型高齢者住宅は単体ではなく、集合体としてのコンセプトがもっとも適切なコンセプトではないかと思うのです。これまでの自立型、介護型、医療型の高齢者住宅という概念に加えて、集合体としての概念、或いは地域の医療・介護連携という面的な広がりにおいて成り立つビジネスモデルであるということを強く感じます。

それ故に、この集合体の概念で、又地域連携で広範囲に影響を与えることができることで、地域の高齢者の住環境を大きく変えることができるようになるのではないか、進化を遂げるモデルとなるのではないかと、その可能性と強く感じた次第です。

ビジネスモデルの進化と昇華に全力を上げてチェレンジして参ります。ビジネスモデルの完成に向けて試行錯誤を繰り返し続けます。
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

明日、総合ユニコム様の主催で第3回目となる「低家賃型高齢者住宅の開発・運営手法」について、都内でセミナーが開催されます。このセミナーも既に3回目になりますので、参加はどうかなと思っておりましたが、今回も20名の参加者がおられるようです。

参加者で従来と異なるのは、鉄道関係者が3社もおられるということです。

ここ数回のブログでも書きましたが、少子高齢化の影響は交通手段にも大きな影響を与えつつあります。人口減と高齢化に伴い、首都圏でも都心から離れれば離れるだけ、乗降客も少なくっていき、徐々に中心回帰の現象が出始めています。

鉄道等の交通機関の皆様が今回のセミナーにご参加をして頂くことの意味を考えてみました。

今回のセミナーは「低価格型の高齢者住宅」がテーマです。これまでの鉄道関係者の取り組んできた高齢者住宅はいずれも規模の大きな、高額なものが多かったように思います。ところがエヌ・ビー・ラボが取り組んでいる高齢者住宅は真逆の代物です。

低価格型の小規模という従来の高齢者住宅のあり方を真っ向から否定しているようなものを作ってきております。恐らく、ご参加の皆様も何らかの事前調査で弊社の取り組んでいるエルスリーに関心をもっての参加だと思われます。

そのように考えますと、皆さんの関心がどこにあるのかが分かってくるのではないでしょうか。

鉄道沿線、しかも中心地ではなく、市街地に伸びる沿線沿いに低価格で入居しやすい、汎用型の高齢者住宅を考えているのではないかと思われます。

今後の展開をどのように考えておられるのか、明日のセミナーで皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

↑このページのトップヘ