国土交通省が11日に発表した「首都圏白書」の続きですが、最後は「増え続ける空き家」について触れています。
人口減少時代が徐々に首都圏にも影響を出し始めています。特に下記にもありますように、都心から40キロを超えると空き家の中で約半数が1年以上も続いているというのに驚きます。
一般賃貸住宅から高齢者住宅へのシフトが更に拡大をしてくる可能性が出てきています。これからは一般賃貸は余程の好立地でなければリスク性の高い事業となりつつあります。
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■都心から40キロ以上離れた地域では1年以上、空き家となったままの住宅が空き家全体の49%に達しており、5年以上の空き家も16.2%ある。
■形態別では賃貸住宅の空き家率が高く、千葉や埼玉では賃貸住宅の空き家率が30%を超える地域が複数ある。
■空き家は人口減少ペースが穏やかな東京23区でも増えている。1963年から2008年の45年間で5万2000戸から54万4800戸に増加。空き家率は11.3%と東京圏では千葉県に次いで高く、全国平均の13.1%と大きく変わらない。
■空き家が増える背景には世帯数の減少がある。白書では足立区や葛飾区など東京23区の北東部で人口減に伴う世帯数の減少を予測。空き家が一層増える可能性がある。
人口減少時代が徐々に首都圏にも影響を出し始めています。特に下記にもありますように、都心から40キロを超えると空き家の中で約半数が1年以上も続いているというのに驚きます。
一般賃貸住宅から高齢者住宅へのシフトが更に拡大をしてくる可能性が出てきています。これからは一般賃貸は余程の好立地でなければリスク性の高い事業となりつつあります。
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■都心から40キロ以上離れた地域では1年以上、空き家となったままの住宅が空き家全体の49%に達しており、5年以上の空き家も16.2%ある。
■形態別では賃貸住宅の空き家率が高く、千葉や埼玉では賃貸住宅の空き家率が30%を超える地域が複数ある。
■空き家は人口減少ペースが穏やかな東京23区でも増えている。1963年から2008年の45年間で5万2000戸から54万4800戸に増加。空き家率は11.3%と東京圏では千葉県に次いで高く、全国平均の13.1%と大きく変わらない。
■空き家が増える背景には世帯数の減少がある。白書では足立区や葛飾区など東京23区の北東部で人口減に伴う世帯数の減少を予測。空き家が一層増える可能性がある。