無尽灯

医療&介護のコンサルティング会社・一般社団法人ロングライフサポート協会代表理事 清原 晃のブログ
高齢社会、貧困、子育て支援などの様々な社会課題が顕在化しつつあります。このような地域社会の課題解決に向けて家族に代わる「新しい身寄り社会」を創造する取り組みとして、2011年から①身元引受サービス②高齢者住宅低価格モデルの開発③中小零細高齢者住宅事業支援サービスを掲げた「ソーシャルビジネス」にチャレンジしています。

2018年05月

8月から東京都豊島区で国家戦略特区を活用して混合介護が始まります。あくまでもモデル事業ですが、その成功を見守りたいと思います。多くの規制をかけないで成果を実現してもらいたいものです。
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東京都、「混合介護」特区で独自ルール=8月からモデル事業

(時事通信2018.05.30)

  東京都は30日、国家戦略特区を活用し、介護保険対象と介護保険適用外の両方のサービスを組み合わせる「混合介護(選択的介護)」について、8月から豊島区でモデル事業を行う方針を決めた。利用者向けのケアプランにサービス内容を全て明記し、保険外サービスは自己負担であることを利用者や家族に理解してもらった上で、必要なサービスを提供する独自のルールを導入する。
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安倍首相は即戦力の外国人を受け入れるために、新たな専門的・技術的受け入れ制度を作るように指示を出したと言われます。どうして、このように小出しをするのでしょうか?本気になって外国人労働者を受け入れるつもりでしょうか?つぎはぎだらけの急場しのぎ政策に期待はできません。
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即戦力の外国人「受け入れ」へ首相、骨太方針で新制度提示(徳島新聞2018.05.30)

安倍晋三首相は30日、2016年に決定した1億総活躍プランの取り組み状況を点検する会合で、介護分野などでの深刻な人手不足に触れ「幅広く即戦力となる外国人材を受け入れるため、新たな専門的・技術的な受け入れの制度を骨太方針で提示したい」と述べた。

 政府は介護のほか農業、建設、宿泊、造船を合わせた5分野で新たな在留資格を創設する方針で、6月に決定する骨太方針に盛り込む。早ければ今秋の臨時国会に入管難民法改正案を提出する。新資格で25年までに50万人以上の受け入れを見込む。

 同プランは「介護離職ゼロ」「希望出生率1・8」の実現などを柱に掲げている。

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安倍首相は即戦力の外国人を受け入れるために、新たな専門的・技術的受け入れ制度を作るように指示を出したと言われます。どうして、このように小出しをするのでしょうか?本気になって外国人労働者を受け入れるつもりでしょうか?つぎはぎだらけの急場しのぎ政策に期待はできません。
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即戦力の外国人「受け入れ」へ首相、骨太方針で新制度提示(徳島新聞2018.05.30)

安倍晋三首相は30日、2016年に決定した1億総活躍プランの取り組み状況を点検する会合で、介護分野などでの深刻な人手不足に触れ「幅広く即戦力となる外国人材を受け入れるため、新たな専門的・技術的な受け入れの制度を骨太方針で提示したい」と述べた。

 政府は介護のほか農業、建設、宿泊、造船を合わせた5分野で新たな在留資格を創設する方針で、6月に決定する骨太方針に盛り込む。早ければ今秋の臨時国会に入管難民法改正案を提出する。新資格で25年までに50万人以上の受け入れを見込む。

 同プランは「介護離職ゼロ」「希望出生率1・8」の実現などを柱に掲げている。

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昨日神奈川県大和市の終活支援事業についてご紹介をしましたが、終活の前に貧困層の国民健康保険料が支払えずに、診療を受けることが出来ずに死亡する事案が増えているのではないかと懸念されています。青森県で昨年6件、全国でも63事例が確認されていると言いますが、いずれも氷山の一角ではないかと民医連が警鐘を鳴らしています。行政はしっかりと実態を把握すべきです。
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「氷山の一角」か 経済的理由で受診遅延、6人死亡

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大変興味深いお話です。千葉県佐倉市に6年前から高齢者が共に生活し、働き、交流することを目指すサービス付き高齢者向け住宅が紹介されています。その原型になったのはドイツのビーレフェルト市の一角にある総合施設ベーテルといわれます。このベーテルが紹介されている一冊の本『奇跡の医療・福祉の町べーテル』(橋本孝著、西村書店)との出会いからこのサ高住は始まったと、その出会いが記されています。
是非、勉強してみたいと思います。
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仕事を提供することで高齢者を元気にする「シニア住宅」
斉藤徹  | 電通シニアプロジェクト代表 Yahoo!ニュース 個人 5/29
 単身高齢者数が600万人近く存在する日本において、いかにすれば高齢者が日々、「孤独」を感じずに明るい毎日を過ごすことが出来るか。これは大きなテーマです。そして、今後、日本でも「仕事」を通じ「孤独」を解消するというアプローチは重要になってくるでしょう。

 さて、このように高齢期に「働く」ことが重要性を帯びてくるなか、6年前からすでにこれを実行しているシニア住宅があります。千葉県佐倉市にあるサービス付き高齢者住宅「プチモンドさくら」です。GW明けの5月上旬に話を伺いに訪れました。

「サービス付き高齢者住宅のベースは、バリアフリー住宅に見守りと安否確認が付けば事足ります。しかし、私は単なる基準に沿っただけの高齢者住宅を開発するつもりはありませんでした。ここに住まう方々が、日々、楽しみや尊厳を持ち、暮らすことが可能となる施設となるように、さまざまなアイデアを盛り込んでみたのです。この施設のコンセプトは“長屋”なんです。人と人とが触れ合い、交流できる空間づくりを目指しました。」と平山社長は語ります。

 そして、「働く」というコンセプトは一冊の本『奇跡の医療・福祉の町べーテル』(橋本孝著、西村書店)との出会いから始まったそうです。同書によると、ベーテルはドイツ、ハノーファーから80キロほど離れたビーレフェルト市の一角にある総合施設の名称です。創立以来140年以上にもわたり、町全体が医療・福祉の充実に取り組んでおり、世界中の医療・福祉関係者から注目されている町です。ここには、なんらかの形で障害を抱えている人が8000人ほど暮らしています。

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