無尽灯

医療&介護のコンサルティング会社・一般社団法人ロングライフサポート協会代表理事 清原 晃のブログ
高齢社会、貧困、子育て支援などの様々な社会課題が顕在化しつつあります。このような地域社会の課題解決に向けて家族に代わる「新しい身寄り社会」を創造する取り組みとして、2011年から①身元引受サービス②高齢者住宅低価格モデルの開発③中小零細高齢者住宅事業支援サービスを掲げた「ソーシャルビジネス」にチャレンジしています。

2020年02月

24歳の介護が必要な息子と57歳の母親が遺体で発見された。女性は介護サービスを利用し、生活保護を受けていたが、部屋のガスと水道は止まり、冷蔵庫の中には食品がほとんどなかったという。訪問したケアマネが発見したというが、そうなる前に打つ手はなかったのか?福祉の手が届く距離が段々遠くなる。

施錠されずガスと水道止まった部屋、食品ない冷蔵庫…母子の遺体発見
読売新聞2020.2.23
 22日午前11時50分頃、大阪府八尾市の集合住宅の一室で、男女2人が倒れているのを、訪問したケアマネジャーの男性が見つけ、110番した。八尾署員が駆けつけたところ、この部屋に住む無職の女性(57)と長男(24)が死亡していた。目立った外傷はなく、署が死因などを調べる。

 発表では、女性は和室の布団の上、長男は介護ベッドの上で、あおむけの状態で倒れていた。玄関は施錠されておらず、外部からの侵入や、室内が荒らされた形跡もなかった。

 女性は介護サービスを利用し、生活保護を受給していた。部屋のガスと水道は止まり、冷蔵庫の中には食品がほとんどなかったという。

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東京都で老人保健施設勤務の男性職員が新型コロナに罹患したことが22日判明。高齢者の重症化リスクに備えるために介護施設に対して自治体を通じて本日通知が出される。職員に出勤前に体温を測定することや面会者の拒絶等について対応策が出されるが、人手不足の高齢者施設はパニックに陥る可能性がある。最悪の状態を念頭にシミュレーションと対策は急務。

新型コロナ 介護施設に対応策をきょうにも通知へ 厚労省
NHK NEWS WEB2020.2.24
 新型コロナウイルスに感染した場合に重症化しやすいとされる高齢者への感染を防ぐため、厚生労働省は、介護施設での面会の制限といった対応策を24日にも自治体に通知することになりました。

東京都では、老人保健施設に勤める男性職員がかぜのような症状が出た翌日に出勤し、22日になって新型コロナウイルスに感染したことがわかり、入所者の接触状況などの調査が進められています。

これを受けて厚生労働省は、高齢者への感染を防ぐため、特別養護老人ホームやグループホームなどの介護施設で取るべき対応策をまとめることになりました。

この中で介護施設の職員は、出勤前に体温を測定することや、発熱などの症状がある人が施設を訪れても高齢者への面会を断ること、施設に通所する高齢者についても体温を測定し、発熱などの症状がある場合、利用を断ることなどを求めています。

厚生労働省は、こうした対策を24日にも自治体に通知することにしています。

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有料老人ホームで集団虐待ともいうべき事件が起きている。4人のスタッフが90代の女性入居者に対して虐待行為をしたという。息子が設置したカメラには、その一部始終が映っていうから言い逃れはできない。恐らくご入居者の問題行動に対処できずに虐待行為に及んだのであろうが、決してあってはならないこと。施設の質の低下は否めない。
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有料老人ホームで虐待か 熊本市立ち入り検査
Yahoo!ニュース2020.2.20
 熊本市にある有料老人ホームの職員が、入居者を虐待した疑いがあるとして、熊本市が施設の立ち入り検査を行いました。

施設の関係者などによりますと、去年12月ごろ、熊本市南区の有料老人ホームで介護を担当する職員4人が入居していた90代の女性に対して、暴言を吐き、投げるようにベッドに寝かせなど、虐待と疑われる行為があったということです。

女性の体にはケガの跡があり、虐待によるものか施設側が確認を進めています。
熊本市は20日施設に立ち入り検査を行い、今後、虐待と認定した場合は処分なども検討するということです。

「本当に申し訳ない。同じことが繰り返されないように、管理体制もスタッフが無理せず働ける環境を作っていかなければならない」(施設の代表)
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大阪・西成で介護事業を営む会社「シクロ」がブルワリー(ビール醸造所)を始めた。ブルワリーでは身体や精神に障がいを抱える人、あるいは元薬物依存症や元アルコール依存症の人が数多く働いているという。考えられないことが西成で起きている。ある種の革命である。大阪の西成を拠点とし、まさに人々の拠り所となっているこのブルワリーを、英紙「ガーディアン」が取材した。注目せねばならない。
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英紙が注目! 大阪・西成で“介護会社”が営む「新進気鋭のブルワリー」
Yahoo!ニュース2020.2.21
 国内外で数々の賞を受賞しているクラフトビールの会社「ディレイラ・ブリュー・ワークス」では、身体や精神に障がいを抱える人、あるいは元薬物依存症や元アルコール依存症の人が数多く働いている。大阪の西成を拠点とし、まさに人々の拠り所となっているこのブルワリーを、英紙「ガーディアン」が取材した。

銀行から融資を受け、好意的なブルワリーからビールの造り方を教えてもらい、ディレイラは2018年に最初のビールを製造した。このアメリカンペールエールは、「西成ライオットエール」と名づけられた(「ライオット」は英語で暴動、あるいは色や音の氾濫を意味する)。

かつて西成では、不満のたまった日雇い労働者と警察、暴力団のあいだで暴動が起こり、そのせいで1990年代には西成に近寄ってはならないという悪評まで立ってしまった。「西成ライオットエール」という名前は、この暴動、そしてこの地域に宿泊する様々な人種や国籍のバックパッカーの両方を意識したものだ。

ディレイラは70人の労働者を抱えており、その多くが身体障がい、または知的障がいをもっている。彼らは実地訓練を受け、醸造やラベル貼り、販売、配送だけでなく、ブルワリーが経営する3つのパブ(そのうちは2つは大阪にあり、もう1つは名古屋の市街地にある)で食べ物やお酒を提供する業務に従事している。

ディレイラは現在、既存のブルワリーに新たに40人の従業員を迎え、さらに6月には大阪にブルワリーを開いて生産量を4倍に増やすことを計画している。

「西成では一種のジェントリフィケーション(富裕化)が起こっています。ですが、日雇い労働者がこの地を追われているというわけではないんです」と山﨑は言う。

「彼らは西成にとどまり、新たにこの地にできつつある会社で働くことを促されています。日本にはほかにこんな場所はありません」
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九州・沖縄で新型コロナウイルスの衝撃が走る。沖縄で3例目、福岡市では2例目、新しい感染者は特定ルートではなく、市中感染が疑われるがゆえに高齢者施設の警戒感は一気に高まった。入居者以外の外部の入室禁止、デイサービスの中止が相次ぐ。
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人ごとではない… 感染ルート不明で新たな局面 高齢者施設は警戒を強化
琉球新聞2020.2.21

 沖縄県内で新型コロナウイルスの3例目となる感染が確認されたことを受け、高齢者向けの医療・介護事業者に不安が広がっている。新たな感染者は80代の高齢者で、既に感染が確認されているタクシー運転手やクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」乗客との接触はないとみられる。感染ルートが判然としない新たな局面に突入しており、全国では高齢者が死亡するケースが続発していることから、県内の事業者からは「人ごとではない」などと危惧する声が上がる。

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