3月25日の日経新聞に下記の記事が出ていました。新たな創造が求められます。まず復興、そして創造という内容です。本当にその通りだと思います。
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内閣府は23日、東日本大地震の被害額が16兆円~25兆円に達すると発表した。10兆円規模といわれた阪神大震災を大きく上回る。だが、問題の本質は額の大きさではない。人口減と高齢化に直面しながら医療や行政、生活などの機能が拡散していた地方都市のもろさ、東京一極集中が地方からの電力供給なくしては成り立たないという現実。大震災は日本が抱える矛盾をもえぐりだした。

大和総研のチーフエコノミスト、熊谷氏は「壊れたものがもとに戻るとは限らない」とみる。人口も生産拠点も集積していた阪神大震災は復元が理にかなっていたが、今回の地域の広がりも生産構造も違う。・・・ライフラインを復旧させ、まずは安心の確保が必要なのは論を待たない。だが、先を見通せば求められるものは単なる「復元」ではない。どの部分を生かし、伸ばすか。

日本が抱える矛盾を解消する真の「復興」そして「創造」が欠かせない。

「地域で高齢者を支える仕組みを早く作らねば。痛感しました」。東京都文京区で在宅医療専門の診療所を営む医師の武藤真祐氏に多くのメールが舞い込んだ。武藤氏は震災前から有力企業と手を携え、地域内で高齢者向けに医療、介護、生活サービスまで広く提供する新たな仕組みを模索している。「ゆっくりと姿を現す高齢化の課題が震災で凝縮して見えた」と武藤はいう。

仙台市はフィンランド政府と提携し、高齢者の自立に役立つ健康サービス産業の育成に力を注ぎつつあった。

こうした小さな芽を生かす歩みを止めてはならない。