本日は都内のビルダーさんとの打ち合わせを行いました。高齢者住宅事業はどちらかというと西高東低の傾向があることは前にも述べたことがありますが、漸く関東圏でも機運が高まりつつあります。 今までは高齢化率が低い大都市部ではまだ目先の問題としてとらえられておりませんでしたが、これからの人口動態、とりわけ、高齢者の増加率が全国平均をしても都市部の伸び率が突出してきていることに少しづつ気づき始めたということでしょうか。

ビルダーさんも戸建て建築だけをやっていたのでは今後成長性が期待できない、ましてや空室率の高い賃貸事業は地主に対して勧めがたい環境になってきています。
そうなると、残るはどうしても生き残りをかけて取り組むべくは、高齢者住宅と言うことになるのです。

しかし、ただ単に高齢者住宅を補助金目当てに作るというのではなく、高齢者住宅はハードとソフトに一体型事業であり、その運営ノウハウが開発のカギを握るということにも気づき始めています。それ故に単純に建設だけを行うのではなく、失敗しない事業でなければならないと思うようになってきております。これは今まで建築だけしか眼中になかったビルダーさんにとっては大変大きな変化ではないかと思うのです。

例えば本日のビルダーさんも我々の小規模ローコスト型高齢者住宅エルスリーに大変関心をもって頂きました。それと同時にローコスト型では建築利益を大きくとることはできず、むしろ、ローコスト建築と併せて運営を行うことで収益を確保するビジネスモデルの有利性に気づかれました。

これまでのフロービジネスの建築だけではなく、リスク性の少ない高齢者住宅事業の運営を行うことができれば、フローと併せてストックビジネスを取り込むことが出来、新しい高収益事業を作ることができると気づかれたのではないでしょうか。

医療が医療だけでは収益モデルが作れないのと同じく、建築も建築だけでは収益モデルが作れない時代になりつつあるのではないでしょうか。新しい業態開発として従来の事業と高齢者事業と融合させることで新たなビジネスを構築する時代が来ております。高齢者マーケットは飛躍的に増加の一途をたどるのですから、それを取り込まない事業に成長性は期待できません。