本日はあるソフト会社から介護記録のバーコード化についてお話を聞くことができました。介護業界にもITの波が押し寄せてきています。今日人手不足が慢性化していくなかで、人員の効率化は避けて通れない状況です。

人員は簡単に減らすことはできません。労働集約型の事業であるだけに、人が商品のサービス事業です。より少ない人員でいかに介護の品質を高めるかを真剣に考えねばなりません。
その為には介護の効率化を図らなければならないのです。

その一つの手段として、介護記録にかかる時間をいかに短縮化するかというものです。実際の介護の現場の業務は主体業務と付随業務に分けることができると思います。入浴介助や食事介助等主要なケア業務を主体業務とするならば、記録業務は主体業務に対する付随業務と言えます。

この付随業務を短縮化することでより、主体業務に時間を投入することができるようになりますし、少ない人間でもより多くのケアを行う事ができるのではないかと思うのです。
介護をしながら記録をする、その時間は1日の中でも少なくとも30分以上は費やしているのではないかと思われます。1週間、1ヶ月となると膨大な時間になります。

介護内容を種類別に分類し、バーコード化する。そして、、短時間に介護記録をバーコードリーダーで読み取り、自動計算してくれる。記録を書く時間を短縮化するだけではなく、介護の内容を標準化することで、分類別介護時間の集計・分析を早期に行う事が可能となり、現場の改善が図る。このような仕組みを作りたいと思います。

介護の投入(インプット)とご利用者の問題行動の解決や改善(アウトプット)との相関を見ることにより、より良い介護を目指して進化していくことができる、その為のツールとして介護記録の分類と分析(学習活動)は不可欠ではないでしょうか。

それは、アナログで行うのではなく、デジタル化する事によって初めて、暗黙知を形式知化することができ、ノウハウの共有化を加速度的に行なうことができるようになり、結果として、品質向上につながっていくのです。

あたかも、コンビニがバーコートとポスシステムによって在庫管理と商品開発管理を可能にしたように、介護業界でもこの革新が求められています。

加えて、介護記録が、介護保険請求に連動することで、管理業務も一気に改善が図れます。管理者の記録と請求業務に追われる時間が一気に改善が図られれば、もっと現場の品質管理や労務管理の時間を費やすことができるようになるはずです。そのようなシステム開発にチャレンジをして参りたいと思います。