ケンプラッツ 2013年9月2日に金沢で建設中の高齢者の就労まで見込んだ街づくり「 シェア金沢」についての記事が掲載されていました。大規模な施設建設で、シニアタウンの建設が全国でも始まってきているのではないかと予感させられるものです。

特に注目すべきは最後の「福祉施設と相乗効果を発揮する事業を自ら立ち上げて、収益を確保する仕組み作りに努めなければ、これからの福祉は成立しない」と考えていることです。

全く同感です。このような考えを持った経営者が生まれ始めていることに勇気をもらいます。概要を紹介しておきたいと思います。一度見学に行きたいと思います。
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■高齢者向け住宅を中心に、温泉施設や飲食施設、娯楽施設などを混在させ、1つの街を新たにつくる動きがある。金沢市に建設中の「シェア金沢」だ。外部からの人の流れをつくり、高齢者などの雇用創出を目指す。

■約3万3000m2の敷地中央に、サービス付き高齢者向け住宅(以下、サ付き住宅)を配置。デイサービスセンターのような高齢者介護施設はもちろん、児童福祉施設やアトリエ付き学生向け住宅、温泉施設やライブハウスまで設ける─。こんな福祉施設を核にした街「シェア金沢」が現在、金沢市郊外で建設中だ。

<温泉施設やライブハウスも建設(シェア金沢)>

■シェア金沢の完成予想図。約3万3000m2の敷地の中央にサービス付き高齢者向け住宅を配置。周辺にデイサービスセンターなどの福祉施設や温泉施設、学生向け賃貸住宅、クリーニング店などの店舗を設ける。サ付き住宅は2013年9月から入居開始予定(資料:五井建築設計研究所)

<画一的ではない街並みを計画>

■事業主は、石川県を中心に高齢者や障害者の福祉施設を運営する社会福祉法人佛子園(ぶっしえん)だ。同法人は、デイサービスセンターや温泉施設、居酒屋などを併設した「三草二木 西圓寺」(石川県小松市、08年開設)などを運営し、商業施設を取り込んだ福祉活動に実績を残している。シェア金沢は、佛子園が取り組んできた複合型福祉施設の発展形と言える。

■佛子園の雄谷良成理事長は、「国や自治体からの助成だけを頼りにするのではなく、福祉施設と相乗効果を発揮する事業を自ら立ち上げて、収益を上げる仕組みづくりに努めなければ、これからの福祉は成立し得ない」と語る。