11月20日高齢者住宅新聞にナーシングホームJAPANの取り組み内容が出ていました。今後、看取りの場として更に重要性を増すサービス付高齢者向け住宅には独自のサービスが求められているといわれます。その内容について触れておきたいと思います。

このようなホスピス型の高齢者住宅が誕生し始めておりますことを大変心強く思います。是非、学びたいものです。
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■在宅ターミナルケアとはがんを含む終末期の疾患をもった人が希望する居宅で楽に生きることを支援し、介護する家族が安心して一緒に暮らせる地域社会のシステムであり、病院の医療とは全く異なるもの。

■ナーシングホームJAPANが運営するサービス付高齢者向け住宅には在宅専門のクリニックや訪問看護ステーション、デイサービスなどが併設されている。

■難病者対応専用フロアや要介護者専用フロアなど、入居者の身体状況に応じ、居住するフロアが異なる。

■要介護フロアでは定期巡回・随時対応型訪問介護・看護を活用しており、入居者それぞれの生活に合わせたオーダーメイドプランを提供することが可能。

■JAPANでは訪問介護は他の事業所を利用している。自分たちで全てのサービスを賄ってしまうと、その施設には地域の人が入ってこないことになる。

■自社の強みを生かしながら他社の良さも活かしていくことで在宅医療を充実させることができる。他社が介入すれば第三者評価にもつながる。


■理想のターミナルケアのため、ペイントコントロール専門医を採用し、専門的なケアを提供している。

■研修や吸引技術の取得はスタッフ全員に実施し、看護と介護の垣根を無くすように努めている。

■看取る家族に対するグリーフケアの充実も大切。本人に意識が行きがちであるが、家族看護の視点を持ち合わせることも重要。