シャープは何故失速したのかという記事が出ていました。テレビという製品の設計がインテグラル(すり合わせ)型からモジュラー(組み合わせ)型に変化したことに対応できなかったからだといわれます。

エルスリーは小規模多機能、低価格であるがゆえに規模の論理とスピードを追及してゆかねば、その効果、影響力を高めることはできません。我々の発想をインテグラル型からモジュラー型へとチェンジをさせ、全体的なコスト競争力とスピードを確保せねばなりません。

エルスリーをインテグラル型からモジュラー型に切り替えて参ります。
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■インテグラル型では、部品と機能との関係が複雑なため、メーカーの部品部門と完成品部門が濃密な調整をする。垂直的統合型の日本の企業は部門間の情報交換(すり合わせ)が伝統的に得意だった。系列取引の効果もあり、特殊な設備投資、技術開発、教育投資も適切だった。日本企業はインテグラル型に適していた。

■ところが半導体、ソフトウエアの進歩で、テレビの設計もモジュラー型に変わってきた。同型では、それぞれの部品に対応する機能が決まっており部品間のインターフェイス(接続)が標準化するので、独自に開発された部品を集めて組み立てても優れた製品ができる。これでは日本企業の得意技は生かされない。

■標準化によって取引費用が低下したので、生産費用の差が相対的に重要となり、外部委託が選ばれるようになった。モジュラー型への対応策の一つは、外部委託を取り入れ、コスト競争力高めることだ。

■そして、コスト競争力だけではなく、魅力的な製品を考え出す能力が不可欠となる。