本日もエルスリーの管理者候補の面接を行いました。共通した思いは介護スタッフの採用とその処遇のことです。

慢性的な介護スタッフの人材不足とその離職率の高さに現場は悲鳴を上げております。抜本的な対策を講じねばなりません。

この業界の特徴でしょうか、辞める時の状況が通常の企業とは異なるのです。通常の企業では就業規則において1か月前の退職願が普通だと思いますが、ある日突然の退職願、それも当日帰るときに管理者の机の上に退職願、それも本日をもって退職をしますというもの。

非常識と言わざるを得ません。ご入居者様がそこで暮らしているにも関わらず、シフトに穴が空くことも考慮無し。職業人としての倫理の欠如といわざるを得ません。ところが履歴書をみると多くの方が一般企業にも勤めていたという経歴をお持ちなのです。

一般の企業で働いていた時には守られていた職業倫理が、介護事業では通用しない、それは何故でしょうか? 正確には言葉の意味が違うかと思いますが、道徳や倫理観の欠如、「モラル・ハザード」ともいうべき現象が介護事業を襲っているのです。

介護事業という人の命を預かる仕事に従事する人間に、倫理観の欠如、その根底には「皆がそうしているから」という安易な職場風土が出来上がってきているのではないかと考えられます。

何とかして、この職場風土を改善せねばなりません。モラルチェックともいうべき採用システムが必要となるのではないかと思います。