4月28日に韓国の大邱工業大学の福祉学部の教授と学生39名が福岡県のエルスリー久留米を見学に来られました。

大邱工業大学とは今年の4月に産学協定を締結したばかりです。今後日本以上のスピードで高齢化が進む韓国にとって、高齢社会への受け皿づくりと、学生の就職支援の意味で、福祉関係の取り組み強化は大学当局にとっては大変重要な課題となっています。

今後日本の介護事業を学びたいという大学と、将来的な人材の受け入れを準備をしているエルスリーにとって、今回の産学協定は大変重要な意味を持ちます。

現在大邱工業大学とは別のルートで韓国のワーホリ学生約10名が既にエルスリーで働いてもらっていますが、大変評判が良いです。韓国の皆さんは大変優秀です。

今回の大邱工業大学のエルスリー見学は先日の産学協定後、初めての大学との接触となりますが、日本の介護の実態をみてもらうのに大変意義があったと思います。

皆さん目を輝かせて見学をしておられました。特に、病院でもない、施設でもない、このような高齢者住宅があることに大変驚きの声を上げておられました。

綺麗、匂いがしない、設備が整っている、安い、部屋が広い・・・・等々 韓国の学生にとっては日本の高齢者住宅はとても新鮮に映ったのでしょう。帰り際、2人の学生がここで働くにはどうしたらよいかと詰め寄られた場面がありました。

大学のキム教授は現代出身で大変先見性のある先生です。福祉と経済の両面から、韓国の高齢者事業を発展させたいと考えている方であり、心から信頼できる人物です。このような先生と出会えたことに心から感謝申し上げます。次に会える機会を楽しみにしております。今後とも良きパートナーとなれることを祈っております。