(前回の続き) 地域によっては病院の事情もあって、九州なんかは少しベッドに余裕 があるので病院に入院してもらって最期を迎えるということもできますが、 東北とか関西では厳しい状況があるようです。 「最期は家で」都道府県別04年に死亡した人のうち自宅で亡くなった 人の割合(%) 厚労省調べ 1位 和歌山 16.4 2位 奈良  16.2 3位 新潟  15.9 4位 長野  15.5 5位 山形  15.0 6位 宮城  14.8 7位 三重  14.8 8位 滋賀  14.3 9位 兵庫  14.2 ・ ・ 39位 宮城 10.2 40位 高地 10.0 40位 佐賀 10.0 43位 熊本 9.6 44位 大分 9.5 45位 福岡 9.4 46位 長崎 9.0 47位 北海道 8.2 癌に関していえば、家で最期を迎えるのはなかなか難しくて、今日でも わずか5.8%程度とのことです。しかし、最期を家で迎えたいと確実に 考えている人が1割、できるだけ自宅で過ごして、最期は緩和ケア病棟 かそれまでの医療機関に入院するというのが5割と言われていますが 条件が整えば6割の方が実は家で最期を迎えたいというように考えらる そうです。それにはどうしても医療とは異なる体制の整備が必要なよう です。メディカルタウン構想もそこがポイントになるようです。 (続きは次回に)