30年後の医療の姿を考える会 編の表記の冊子を勉強する。 「面白い人たちが、何やら面白いことを始めたみたい」・・・ 06年9月16日に「30年後の医療の姿を考える会」の第一回 会合が順天堂大学樋野興夫教授の発案のもと聖路加看護大学 二号館会議室にて開かれました。この内容が本になっています ので、数回にわたってご紹介したいと思います。 2007年にこの本が出版されているのを知りませんでした。 このように将来のことを真剣に議論している集団がいることに 感動を覚えています。 もう自分はいないかもしれない30年後に次代を残すものをという 思いで、医療者にとどまらず、より多くの異業種の人との討論の 場を設け、提案をしていくのはこんな時代にこそ急務とされている のではないかと、提唱者の樋野教授が語られたようです。 30年後という、近視眼的ではない鳥の目をもった視点で語り合い、 何かを生み出そうというのは、樋野教授の言わんとする 「意識的にはみ出す『胆力』が必要であり、なすべきことをなそうとする愛」 の具現化でありますと言われています。本当にその通りだと思います。 今こそ、胆力をもって、なすべきことをなそうする愛の力が必要な時 ではないかと思うのです。 この議論の過程で、市民が医療と結びつきながらも安心 して暮らし続けられ、なかおかつ医療者も学び、協力し合い、 癒されたりできる「メディカルタウン」という構想が沸き上がって きました。我々が提唱する「メディカル・ケア・タウン構想」もこの 延長上にあるのを感じます。