本日は関西にて銀行主催の「医療法人のための高齢者住宅の開発と運営のポイントに
ついて講演をさせて頂きました。
銀行にてえりすぐって頂いた9法人がセミナーに出席されました。金融機関も医療法人向
けの融資については最大限の関心を寄せておられ、今回のセミナーは新たな融資案件の
発掘の期待を込めての開催となりました。
銀行側も役員を含め、幹部陣が出席され力の入れようが伝わってきました。今回は医療法人
に絞ってのセミナーですが、建築、不動産、介護事業者からも話を聞きたいというお話を
かなり頂いたようですが、次回に是非というお話になりまして、今回のテーマに対して、様々
な業界の方々が大変関心をもっておられることに銀行側も改めてビックリされておられました。
後期高齢者が急増するなかで、先のブログでもご紹介をしましたように70歳以上の高齢者
の医療保険に占めるウエイトが44%となり、中でも75歳以上の後期高齢者のウエイトが
34%と全体の1/3を占めるという現実にがあります。従って、高齢者医療への傾斜は避
けて通れない状況になっております。まずは市場の動きについて説明をしました。
更に後期高齢者になればなるほど、医療依存度が高くなり、介護依存度が高くなること、
しかし、病院の入院日数は短縮せねばならない、医療区分1の慢性疾患患者は出さねば
ならない。その受け皿になれるのは医療型高齢者住宅しかないという差し迫ったお話を
させて頂きました。
そして、医療と介護を融合させた医療型高齢者住宅の高い収益性について触れ、皆様方
の目線を新しいビジネスモデルへと誘導して参りました。銀行が選ばれただけあって、それ
相当の規模の病院のキーマンが参加をされ、最期まで真剣に話を聞いて頂きました。
最期に病院が取り組む高齢者住宅の成功ポイントを始めとして、できるだけ具体的な運営
についてイメージをもってもらうべく、お話をさせて頂き最期の締めくくりとしました。
以前のセミナーと異なり、皆様方が相当に中身について関心を持たれてきているがわかり
ます。このなかから一病院でも着手がなされるといいのですが。
さあ~明日は中国地区での銀行主催セミナーである。もっともっと医療法人に向けて情報
発信をしてゆきたいと思います。
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