本日は朗報がありました。弊社がこれまでご支援をして参りました医療型高齢者住宅 への行政監査の結果が出たとの御報告を頂きました。 昨年の5月にオープンをして初月で半分入居され、大変順調な滑り出しをした医療型の 高齢者住宅です。開設するにあたって行政に確認に参りました時には、このような医療 依存の方々を受け入れるのは病院でしかできませんので、非常に結構だということで スタートをしました。 サテライトクリニック、デイケア、訪問介護、訪問看護、居宅支援とフル装備の医療型 高齢者住宅(登録は住宅型有料老人ホーム)としての成功モデルとして大変注目を 浴びておりましたが、昨年の暮れに県並びに市の大勢の担当者にての監査があり ました。行政としても初めてのケースなので、問題がないかどうかの検討を頂いて おりました。 一旦3月には結果が出るということでしたが、更に追加監査となり、どのような結果が でるか大変心配をしておりました。 運営面では実際には、平均介護度が3を超える医療依存度の高い方々で病院から出 なければならない慢性疾患をもった高齢者が殺到され、改めてそのニーズの高さを実感 した次第です。 高齢者住宅でありながら、医療依存度の高い方を医療、看護、介護でどこまで見れるか という新しい試みであったように思います。我々も全力を挙げてご支援をし、医療型 高齢者住宅のモデルを作りたいと注力して参りました。現場も先生方をはじめとして 医療、看護、介護の連携のもとに新しい試みにチャレンジして参りました。 1年たった今では、十分に軌道に乗り、多数の看取りも行い、地域において本当に必要 なものとなって参りましたので、今回の検査の結果に大変注目をしておりました。 正に、今後の医療型高専賃の将来の可能性を判断する重要なものでした。 結論は、介護の一部において若干の補足があるものの、医療と看護の部分については そして介護との連携においては、何ら問題がないという判断が降りたようです。 本当に一安心です。 これは地域にとっては大変な朗報です。医療と医療が全面的にバックアップした高齢者 住宅が地域のメディカル・ケア・タウンの中核(ハブ)となることが、これで実証されたの ですから、この試みを全国に展開せねばなりません。本当にうれしいです。