先日の日経新聞経営経済教室に 「コンパクトシティ-を考える」 という記事が出ていました。 法政大学教授の小峰 隆夫先生の記事です。 都市機能を市街地中心部に集約する「コンパクトシティ-」の考え方が 注目を集めているようですね。 背景には、少子高齢化などの問題があり、そして日本の医療と地域の再生を 同時に実現するためにも、地方都市の中心部に医療施設 を立地させることが一つの 有力な手段となるとお考えになっているようです。 医療施設は商業施設に代わって人を集める有力な施設という位置づけをしており、 少子高齢化で空洞化する地方都市の街づくりにおいて、医療を中心とした街づくりが 注目を浴びているということらしいです。 これは我々が前から主張している、メディカルケアタウン構想の裏付けになる論文と みることができるでしょう。我々は医療施設だけではなく、介護施設も含めての複合 施設と考えているところが異なりますが、まさしくこれからはヘルスケアを中心に街づくり がすすんでくることでしょう。 昨日、都内のある区役所にお邪魔をしました。10階の食堂から外を眺めていますと、眼下に 広がる街並みは、正に間違いなく大都市なのですが、夜の人口約5万人、日中は100万人 ということを聞いてビックリ。そこに定住する区民の高齢化が進み、一部では                都市型限界集落 化(人口の半数以上が65歳以上)をしているとのことのようです。 大都市の中の限界集落・・・少子高齢化で街機能が拡散し、街の空洞化に歯止めがかからない。 これに歯止めをかけるのは、まちなか集積医療しかないのではないかという小峰先生の見解です。      医療と介護をベースにしたコンパクトシティーを作り上げる、 都市における街づくりの在り方を研究していきたいと思います。これも今後の大きなプロジェクトです。 医療と介護における戦略的「凝集」 これは今後の街づくりのキーワードになるでしょう。