栃木県の在宅医療の実態が報道されました。在宅医療が進んでいません。全国的な傾向だと思います。
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栃木の在宅医療、実施医療機関は5割未満

日経新聞(2017/7/15 )

 栃木県内で在宅医療を実施する医療機関が依然5割に満たないことが同県の調べでわかった。実施しない理由としては人手不足を挙げるところが多い。実施機関数は過去5年で増えてはいるが、入院医療への偏重を是正し医療費のムダを省くためにも在宅医療がさらに拡充するような環境整備が求められそうだ。

 在宅医療の主な担い手は一般・歯科診療所や、薬剤指導を手掛ける薬局。栃木県が明らかにした2016年度の在宅医療実態調査によると、在宅医療のうち定期的に患者宅を訪れる「訪問診療」は、一般診療所の27.8%、薬局の25.3%が実施。患者の要請で訪れる「往診」は一般診療所の43.3%が実施しているとの回答だった。

 前回の11年度の調査では訪問診療と往診を分けずに質問したところ、一般診療所の32.9%、薬局の8.4%が実施していると回答。これを踏まえ栃木県は「在宅診療を実施する一般診療所、薬局の割合が増加した」(医療政策課)とする。

 全体では在宅医療を実施していない医療機関が半数を超える。実施していない理由としては「スタッフがいない」「時間的な余裕がない」を挙げる診療所や薬局が、それぞれ約5割に上った。

 在宅医療を専門的に昼夜手掛けるのではなく、昼休みや外来診療の前後といった空いた時間で実施する医療機関も多い。在宅医療をさらに広げるには、医療機関の運営のあり方に応じた役割分担が必要になりそうだ。