今春、北京で行われた下記主催の高齢者事業の勉強会に招かれました。

主催は国家発展改革委員会国際合作中心、中国老齢科研中心、

協賛は北京中養国康養老産業有限公司

場所は国家発展改革委員会国際合作中心大会議室

今回のテーマは「日本の介護用品産業発展情況」でした。

 

この勉強会で私からは「日本の養老サービス機構の建設と運営実務」と題してお話をする機会を頂きました。

日本の介護保険制度の推移とそれに伴う高齢者施設の発展過程を説明し、これからの中国の高齢者事業の可能性について講演しました。中国では日本の介護事業、介護用品に対する研究が盛んに行われています。この勉強会も4回目になると言われ、益々盛況になってきているようでした。政府関係者、介護事業者、介護用品事業者を始め、日本からも多くの関係者が参加し、大変熱心に勉強会が行われました。

 

その講演の一部を資料でご紹介をさせて頂きます。

下記の表は日本における介護保険制度の変遷と有料老人ホームの届出状況の推移です。日本では2000年の介護保険制度設立から5年間で介護事業が本格的に離陸し始め、その後急成長を遂げることになります。その背景に次のシートにある日本の高齢化の推移があります。同様の動きが中国においても始まっております。

<次回に続く>