特養ホームを巡る議論がなされています。本当にこのような議論が超高齢社会を迎えようとしている今、必要なのでしょうか?幾つもの疑問がわいて参ります。その議論の論点を整理しておきたいと思います。
いつまで介護保険3施設に依存するつもりなのでしょうか?
欧米の高齢者施設と比較していつまで措置の時代のモデルを引きづるのでしょうか?
特養ホームだけが本当に終の棲家なのでしょうか?
看取りは特養ホームの専売特許なのでしょうか?
在宅重視の介護を目指すといいつつ、最後を迎える場は病院から特養ホームに移るだけではないのでしょうか?
最近は有料老人ホームやサ高住まで重度対応をし、看取りをする高齢者住宅も増えています。どこが違うのでしょうか?
疑問だらけです。
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特養ホーム、医療ニーズ勘案し「介護医療院」などとの役割分担をどう考えるか—介護給付費分科会(2)
介護保険3施設の中でも「終の棲家」と評価される介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)において、看取りや医療ニーズへの対応をさらに進めるために、例えば「外部の医師や看護師」の関与についてどのように考えるべきか—。
19日に開催された社会保障審議会・介護給付費分科会では、こういった議論も行われました。この点について一部委員からは、特養ホームにおいても基本的な医療ニーズには対応できる体制を整えるべきであるが、医療ニーズの高い高齢者は新設される「介護医療院」で対応するなど「機能・役割分担」を考えるべきとの指摘も出されています。
ここがポイント!
- 1 特養配置医の95%は非常勤、どこまで医療対応すべきかを求める声も
- 2 特養ホームでの施設内看取り、看取り介護加算の報酬水準をどう考えるか
- 3 ユニット型の推進だけでなく、多床室でのケアの質向上も重要課題
- 4 身体拘束や、事故、施設内感染などを含めたリスクマネジメントの在り方を検討
以下、各内容の論点を記載しておきます。
<次回に続く>
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