<前回に続く>

シニアセンターのもう1つの役割は下流老人への支援だ。NBSCではランチを無料提供したり(寄付は歓迎)、野菜・果物・パンなどをバッグにつめて配付したりしている。また、生活苦を抱えた利用者にはSSIや家賃補助、公的医療保険などの申請方法を支援している。

NBSCのソーシャルワーカーのサウロ・ビヤトロ氏はいつも下流老人に対し、こう話しているという。

「あなたはこの国で長く働き、税金を払い、貢献しています。だから政府があなたのためにサービスを提供しようとしている。これは施しではなくお返しですから、堂々と受けるべきです」。

加えて、ビヤトロ氏は、「これらの支援は高齢者が最低限の生活を維持するために必要なものです。年をとって働けなくなり、人生の最終ステージを迎えてそんなに惨めに暮らすわけにはいかないでしょう」という。

・・・75歳まで働けという日本との違いは何でしょうか?政治の貧困でしょうか?(コメント)