無縁死について調べていましたら、下記の記事が見つかりました。正直ショックを受けております。特に身寄りがなくて無縁仏になるのではなく、遺体の引き取り拒否をするケースがほとんどという今の世の中に悲観的になってしまいます。
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「無縁死」は年間3万2千人、急増する引き取り拒否:「無縁仏」の現状(吉間慎一郎)

 
ビッグイシュー・オンライン2015年01月21日

「無縁仏」の現状

孤独で亡くなり引き取り手のいない人の「無縁死」は年間3万2千人にのぼるといわれています。その中には名前さえわからない人が千人近くもいるのだそうです

そうした人々は、誰も引き取る人がいないため、自治体によって火葬、埋葬されます。東京都の島を除く区市町村では、ここ5年間で行政が火葬や管理をする遺体の数は増加傾向にあるそうです。

自治体が火葬や管理を行う場合、多くは一定期間自治体で遺骨を保管し、その後合葬しているようです。近年では、無縁仏の増加により、無縁墓に入りきらなくなるケースも出てきています。そうした自治体の中には、遺骨を粉骨して合葬しているところも。


遺骨の保管年数を短縮する自治体も出てきています。保管する遺骨の数の増加、

遺族が遺骨を引き取る例が少ないことなどが原因にあるようです。

弊会無料診療所の患者さんや、生活相談の相談者の方々など、弊会と関わりがあった方々で他界された方の写真を事務所に飾り、弔っています。

無縁死する人は家族や身寄りのいない人だけではありません。むしろ、
無縁死のほとんどが、身元が判明して家族がいるのに引き取られない方なのです。

こうした引き取り拒否が近年急増しています。「関わりたくない」とか、「縁は切れている」、「もうしばらく会っていない」といったことが引き取り拒否の主な理由なのだそうです

そうして引き取りを拒否された遺骨は、自治体の無縁墓地や、そこがいっぱいの場合は、そうした遺骨を受け入れているお寺に送られるのです。

最近では献体になった後で送られてくることもあるといいます。

献体は、医学部や歯学部の実習のために自分の遺体を提供することをいい、その多くは、生前に自ら献体となることを申し出る篤志体なのですが、篤志体で実習に必要な献体の数が集められない場合に、身寄りがなかったり、引き取り手がなかったりといった無縁死の方の遺体が用いられるのだそうです。

献体として提供された方は自治体では無縁死として数えられておらず、3万2千人のなかには含まれていません。

生前から共同墓に入ることを決める人も多いようです。血縁がない人同士が入る共同墓は急増しています。先祖代々の家のお墓に入ったとしても、ずっとそのお墓が子孫に管理してもらえるとは限らない、疎遠だった親族と同じ墓に入るよりも、一緒に過ごした仲間と同じ墓に入りたい、といったことから共同墓に入ることを希望する人もいます。

共同墓は、遺骨を納めるだけでなく、そこに縁を感じることができる場所でもあるのです。

<次回に続く>