日慢協の武久会長がこれからの医療の流れを示しています。下図の地域包括期と慢性期の患者を病院と介護医療院で取り込む考えです。これではいつまでも入院日数が減りません。病院から地域へ、医療から施設へと在宅への流れを食い止める動きになりはしないでしょうか?何故、介護に囲い込みが許されず、医療に囲い込みが許されるのでしょうか?
・・・・・・・・・・・・
日慢協「地域包括期」を提案
武久会長「介護医療院に看取り機能を」

2017年12月14日 20:05

日本慢性期医療協会(日慢協、武久洋三会長)は14日の定例記者会見で、新たな病床機能分類を提案した。「急性期」と「慢性期」の間を「地域包括期」とするもので、地域に密着した急性期病床、地域包括ケア病棟、回復期リハ病棟の機能を含むイメージだ=図=。

日慢協が示した医療の流れのイメージ


 6日の中央社会保険医療協議会では、厚生労働省から、一般病棟入院基本料、療養病棟入院基本料を、「長期療養」「長期療養-急性期医療」「急性期医療」の3つに再編・統合する案が示されたが、「地域包括期」は真ん中の「長期療養-急性期医療」の部分に重なるイメージだ。