死亡保険、医療保険、貯蓄性保険、いずれも高齢になれば見直しを行うべきと言われます。ファイナンシャルプランナーの森田悦子氏がそれぞれの保険について説明をされておられます。確かに言われればその通りです。
少しでも無駄な支出は減らして、最低必要なものだけを選ばねばなりません。高齢者になればこれも当然ですね。人生設計を見直し、準備、準備ですね。
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保険の見直し 60代以上がまず手をつけるべきは死亡保障

週刊ポスト 2018年1月12日 15:00

家計の出費で見逃せないのが「保険」だ。ファイナンシャルプランナーの森田悦子氏は、「60代以上がまず手をつけるべきは死亡保障」と指摘する。

「基本的に子供が独立した後は、高額の死亡保障は必要ありません。子供が大学を卒業したら解約したり、保険金額を引き下げることを検討すべきです」

 高齢になるほど保険料が高額になりがちな「医療保険」も見直したい。

「医療保険にかけているお金は、貯蓄に回せばどんな目的にも使えます。実際に病気になっても、高額療養費制度などの公的サポートを活用すれば、医療保険の必要性はさほど高くありません。とくに“持病があっても入れる”という保険は保険料が高額なので、メリットは小さい」(森田氏)

 さらに森田氏は貯蓄性の高い保険の必要性にも疑問を呈す。

「『満期まで待てば定期預金よりお得』『死亡保障が実質タダ』が主なセールストークですが、たとえば30年の払い込みで返戻率が110%の終身保険でも年利換算では0.6%程度。定期預金よりは高いものの満期を待たず解約すれば元本割れとなり、30年に及ぶ長期投資のリスクとリターンが見合っていません」(森田氏)

ただし、メリットが生じる場合もある。「相続税対策」と「遺族の当座の生活資金」という目的がある場合は、貯蓄性が高い終身保険を継続する意味があるという。

被保険者が死亡した場合、銀行口座が凍結されて換金に時間がかかるが、死亡保険ならすぐに保険金が下りるため遺族の助けになる」(森田氏)

 目的に合った保険に入っているかを見直したい。

※週刊ポスト2018年1月12・19日号