特養などの介護施設で不適切な拘束をなくすために厚労省は介護施設での身体拘束をゼロに近づけるべく、介護施設の運営基準を見直して新たに3項目のルールを追加することを決めました。
(1)判断基準などを分かりやすくまとめた職員向けの指針の作成
(2)身体拘束の判断が適切であったか検証し、問題点があれば改善策を検討する委員会の3カ月に1回以上の開催
(3)身体拘束をなくしていくための研修会の定期的な開催
――を義務付ける。
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介護施設、身体拘束の要件厳しく 厚労省

社会

 日本経済新聞 2018/1/17 19:55

 

厚生労働省は、特別養護老人ホームなどの介護施設で職員が高齢者の身体を拘束する際のルールを4月から厳しくする。現在は事業者に拘束する理由の記録を義務付けているが、新たに職員の判断が適切であったかどうか検証する委員会の開催などを義務化する。介護施設での虐待が後を絶たない現状を踏まえ、不適切な身体拘束をなくす。