パチンコのダイナムが福祉器具としてのパチンコ事業に乗り出す? そんな感じの取り組みを進めています。認知症予防にパチンコは以前から施設でも取り組まれている内容ですが、大手パチンコ業界がその動きを始めています。今後全国で広まる可能性がありますね。
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ダイナム、日光市の特養でパチンコ体験会 認知症予防に期待

SankeiBiz 2018.3.3 05:00

全国にパチンコホールをチェーン展開するダイナム(東京都荒川区)は2月15日、栃木県日光市にある特別養護老人ホーム「喜わだ亭」でパチンコ体験会を開催。約50人の利用者が参加し、パチンコ遊技を楽しんだ。

 同社では、社会貢献活動の一環として 2016年から「トレパチ!」を使用したパチンコ体験会を実施。栃木県での開催は今回で5回目となる。

 「トレパチ!」は福祉利用向けに遊技機メーカーの豊丸産業が開発した専用機。パチンコによる認知症予防の効果が認められつつあり、玉を目で追ったり楽しみながらトレーニングを行うことができるのが特徴。なお、一連のゲームには、リハビリ効果を促進する働きが期待でき、各領域の鍛錬に集中しやすい配慮などが盛り込まれている。

 これまで体験会を開催した施設から高い評価が寄せられるなか、当日参加した利用者からも感謝の言葉や、「ここでパチンコができるとは思っていなかった。久々に遊べて楽しかった」などの声が聞かれたほか、施設のスタッフからは「また機会があればぜひお願いしたい」と歓迎された。同社では今後も、パチンコを通じた娯楽を提供し、地域社会に貢献できるよう自社店舗周辺の介護施設でパチンコ体験会を開催していくとしている。

 また、今回の遊技機の配送と保管に関しては、ダイナムの物流システムを利用して配送し、使用後は開催場所から最も近い物流拠点で保管。04年に遊技台の物流を見直し、全国に物流拠点(DC)を構築するプロジェクトをスタートしたなか、現在は全国にある405店舗をカバーするため16DC体制となっている。(ニュース提供・LOGOS×娯楽産業)