又施設での虐待事件です。虐待というより傷害事件です。今回のケースは施設で聞き取りをしたがわからなかったので、警察に被害届を出して事件が判明したということですが、ここでも約2カ月の時間がかかっています。
施設の中でなかなか解決がつかない事件に対しては速やかに警察に届けるのも一つの方法でしょう。そうならないように予防体制を作り上げたいものです。
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認知症女性に熱湯、職員「夜中に叫び腹立った」

YOMIURI ONLINE2018年03月06日 11時01分

 勤務する介護老人保健施設で入所者の女性(96)に熱湯をかけて大やけどを負わせたとして、和歌山県警橋本署は5日、介護職員の男(24)(和歌山県高野町)を傷害容疑で逮捕した。

        

 容疑を認め、「女性が夜中にずっと大声で叫び、寝ないことに腹が立った」と話しているという。

 発表によると、男は1月9日午前1時20分頃、同県橋本市の介護老人保健施設で、ベッドで横になっていた女性の口元にコップに入れた熱湯をかけ、唇やあご、胸などに約50日間の重傷を負わせた疑い。女性は認知症という。

 9日朝、別の施設職員が女性のやけどを発見。当日勤務していた職員らに対して施設が聞き取り調査を行ったが、原因が分からなかったため、1月29日に同署に被害を届け出ていた。