孤独死の4割は現役世代で決して高齢者だけではありません。そして8割は男性で発見日数も長いと言われます。日頃からの地域社会における孤立が指摘されています。日頃からのお付き合いが大事ですね。SNSでグループで見守りも一つの方法です。新しいコミュニケーションのあり方も研究せねばなりません。
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インフォシーク
2018/03/08 08:05

高齢者だけの問題ではない孤独死 約4割は「現役世代」…うち8割は男性

 演歌歌手の北島三郎(81)の次男で作曲家の大野誠(おおの・まこと)さんが東京都調布市の自宅で、3日に遺体で発見されていたことが7日、分かった。

検視の結果、死因は心不全で、推定死亡日は先月23日。発見されるまで8日が経過していた。北島が初めて遺体と対面したのは検視を終えた6日で、関係者によると、遺体にすがりつき、号泣していたという。


 近年1人で死亡しているのが見つかった芸能人には2008年の飯島愛さん(享年36)、12年の山口美江さん(同51)、15年の阿藤快さん(同69)らのケースがある。


 「孤独死」は法的な定義がないものの、日本少額短期保険協会の孤独死対策委員会が「自宅で死亡した事実が死後判明した1人暮らしの人」を調べた結果、全体のうち約4割は60歳未満の「現役世代」で、男性が「8」だとすると女性が「2」の割合。

同協会事務局の杉本茂也氏(37)は「同じ1人暮らしでも男性は地域社会から孤立しやすく、発見日数も長い傾向にある。孤独死は高齢者だけの問題ではない」と話した。