介護計画作成にAIの導入は基本的には賛成ですが、先日の財務省の提案からして危険な思惑を感じざるを得ません。財務省は介護のプランを症状別に標準化し、それを逸脱するプランを作ったケアマネを呼び出して確認すると言い始めています。介護の品質をアップさせるためにAIの導入は避けて通れないと思いますが、使い方を誤れば介護給付抑制の武器になりかねません。
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介護計画作成にAI=全国調査で効果検証へ-厚労省

時事通信2018.04.30 

 厚生労働省は、介護保険サービス利用者のケアプランの作成に人工知能(AI)を活用する「AIケアプラン」の導入に向け検討に入った。AIの開発状況や活用事例について、8月にも全国調査を開始。要介護者の重度化防止や業務負担軽減などの効果を検証し、課題を盛り込んだ報告書を今年度中にまとめる。