札幌市の自立支援型住宅への防火対策が何とも中途半端な気がします。ケースワーカーに生活保護世帯を訪問する際にチェックをするということはわかりますが、火災を起こした「そしあるハイム」同様の施設に対して、これまで有料老人ホームには該当しないとしていたのが、該当する可能性があるという表現にかわり、ではスプリンクラー等の設置を促すかと思えば、有料老人ホームなどの福祉施設に対して補助を出すとしています。自立支援型施設の定義を明確にしない以上、補助も出せないといいうことでしょうか?結局は何も変わらずということになりはしませんでしょうか。
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札幌市

防火対策、訪問時に確認 生活保護世帯対象 /北海道  (毎日新聞2018.5.11)
札幌市は10日、同市東区の自立支援住宅「そしあるハイム」で1月31日に発生し11人が焼死した火災を受け、ケースワーカーが生活保護受給世帯を訪問する際に居住施設の防災上の問題把握にも努めるなどの対策を公表した。生活困窮者らが火災に巻き込まれないよう、関係部署が協力して法的な位置付けがない施設についても点検を進める。