いつまでも改善されない保育士や介護士の待遇について素朴な疑問です。必要とされていながら何故待遇が悪いのか。現場の疲弊した状況が語られています。国にとって必要不可欠の、人間が社会的、文化的な生活を送るためにはなくてはならない仕事であるはずなのに、なぜか一番疎かにされている現状。外国人労働者を入れるにしても、日本人の保育士、介護士に対してさえ、その窮状に理解をみせないのに、外国人ならば解決になるのかと疑問を発しています。とどのつまり国民を大事にできない現政権にこれ以上の期待はできません。
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保育士や介護士 必要とされるのになぜこうも待遇が悪いのか
(BLOGOS2018.05.12) 
きわめて専門性が高い職業でありながら、それがなかなか認められていないもののひとつが保育士や介護士だろう。ニーズの高まりとは裏腹に、整わぬ労働環境のため人手不足に陥る保育と介護の現場で働く人たちの本音に、ライターの森鷹久氏が迫った。

超高齢化社会に突入する我が国において、今もっとも「必要」とされている職種の一つであるはずなのに、なぜこうも待遇が悪いのか。

保育や介護の仕事を「やりがい」や「夢」で語られていた時代は、もう遠い昔。いずれも国にとって必要不可欠の、人間が社会的、文化的な生活を送るためにはなくてはならない仕事であるはずなのに、なぜか一番疎かにされている現状。ここまで問題視され、社会的に議論されているにもかかわらず、事態が一向に良くならないのはなぜなのか。

「グローバルだなんだと政治家は言いますが、まずは国民が普通に生活していけるようにしてほしい。私たちは奴隷ではありません、国民が弱くなれば国だって弱くなる、こんな当たり前のこともわからないなんて。外国人を介護の現場に呼びよせるといった政策もありますが、次の奴隷を連れてこようとしているとしか思えません」

 労働人口の減少と日本経済の縮小を受け入れなければならない我が国において、政府首脳や財界は声高に「いかに効率よく儲けられるか」ばかりを議論する。日本人以外の「安く使える外国人」を受け入れる体制づくりにしてもそうだ。そこには「人を育てよう」「人を大切にしよう」という当たり前の概念がすっぽり抜け落ちているように思える。本来なら思い入れをしやすい日本人の保育士、介護士に対してさえ、その窮状に理解をみせないのに、外国人ならば解決になるのか。ガス抜きのための「新たな奴隷探しのようだ」という指摘が、現実にならないことを願う。