大和市が2016年から始めた葬祭事業者と生前契約を支援する事業を拡充することになりました。拡充というより支援基準の緩和と言っても良いのではないでしょうか。生前契約の上限としていた20万円がネックとなって、契約が進まないというのは他の地域でも指摘をされていたことです。今回はその基準を取りやめて、事業者と個別相談に応じることになりました。これで少し契約が進むかもしれません。20万円を払える方が少ないのです。
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大和市 葬祭業者と生前契約支援
(読売新聞2018.06.23)

 制限撤廃し事業拡充
身寄りがないといった理由で、自身の葬儀や納骨などに不安を抱える高齢者を支えるため、大和市は、葬祭事業者との生前契約を支援する事業を拡充した。身寄りの有無や経済状況による制限を撤廃。遺品整理や財産処分などについて専門職員も相談に乗る。

葬祭事業者との生前契約の上限としていた生活保護の葬祭扶助基準(20万6000円)を取りやめ、事業者が相談者の意向に合わせた葬儀などを提案することにした。