成年後見制度の問題点が実際の体験をもとに語られています。親が認知症になった時、貯金が下ろせない、保険も解約できない、施設の入居ができない、そんな出来事に直面したときに、あたかも成年後見制度が魔法の杖のように各関係機関の方々から勧められます。しかし、そこに大きな落とし穴があるのです。成年後見制度を検討されるときに、永峰英太郎氏の『認知症の親と「成年後見人」はおすすめの一冊です。成年後見制度の問題点が集約されています。永峰氏が語っている「ここではっきり伝えたいのは、成年後見制度を一度使えば、後見を受ける人が亡くなるまで、やめることはできないということです。そのことをぜひ肝に銘じてください。」という言葉は重いです。
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親の成年後見人になった私が後悔している事
ivedoor2018年7月11日

 親が認知症になって銀行のキャッシュカードの暗証番号がわからなくなったら、子どもであっても預金を引き出せません。子どもが親の「成年後見人」になれば解決する――そう銀行から告げられた筆者が父親の成年後見人となって4年、その経験を基に『認知症の親と「成年後見人」』を上梓しました。なぜ筆者は「成年後見人になるかどうかはもっと慎重に決めるべきだった」と感じているのでしょうか。