医療・介護業界に特化して求人サイトを運営するセカンドラボ㈱が全国の介護施設に対してアンケート調査を行っております。151件の有効回答に対して明らかになった外国人労働者の採用について共通する課題は、介護記録が書ける高い日本語能力と言われます。日本人同様に読み書きができるレベルはほんの一握りでしょう。通常のコミュニケーションができれば、記録はICTを使って日本語に翻訳されて自動的に記載される仕組みが必要です。まずは介護の技術を持つこと、次に日常のコミュニケーションができること、後は記録をICTを使って行う仕組みができれば相当の即戦力になるのではないでしょうか。
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<外国人介護労働者の採用についての調査結果> 5割以上の事業所が介護記録が書ける高い日本語能力を求めており、制度活用に大きな障壁になっている事が判明
ValuePress! (プレスリリース)2016.07.27

  セカンドラボ株式会社が運営する、医療・介護業界に特化した求人サイト「コメディカルドットコム」を利用する全国の介護施設を対象に、外国人労働者の採用についてアンケート調査を行った。2025年問題に向け、さらなる人手不足に対応するため、政府による外国人労働者の雇用促進がはかられており、今回のアンケート調査でも6割以上の事業所が外国人労働者の採用に前向きな姿勢を示しているが、その反面、実際の採用においては、5割以上の事業所が介護記録を書くことができるなど高い日本語能力を求めており、日本語によるコミュニケーションが最大の課題であることがわかった。

調査結果サマリ

・5割以上の事業所が介護記録が書ける高い日本語能力を求めている

・4分の1の事業所ではすでに外国人介護労働者を採用している