富山県で不足する介護人材を県外から求める、介護人材の移住応援事業を始めました。首都圏での介護人材不足が大きな問題となりつつあり、都市から地方へという介護人材の流れは大きくは期待できそうにありませんが、移住応援事業となると話は変わります。官民挙げた移住作戦により魅力ある地域をアピールできれば全国からの移住も可能になるかもしれません。できれば高齢者の移住も戦略の一つに挙げて頂きたいものです。都市の高齢者難民が続出して参ります。
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介護人材の不足/「待っていても来ない」
北日本新聞2018.08.01

 全国的に介護人材の不足が問題になる中、県内の施設が、県外からのスタッフの確保に本腰を入れている。県と県介護福祉士会は介護人材の移住応援事業を進めており、これまで首都圏から5人の移住をサポートした。独自に首都圏で採用活動を行う法人もある。高齢化で介護需要が増す中、一人でも多くの担い手に来てもらいたいのが実情だ。人材の“獲得合戦”の様相に、政府は外国人材の受け入れ拡大を打ち出す。