いざという時には福祉避難所は機能しない?西日本豪雨の被災地で、ケアが必要な高齢者や障害者ら災害弱者を受け入れる福祉避難所の利用が進んでいません。代わりに既存の施設(小規模多機能ホーム)がその代替機能を果たしています。その要因としては、福祉避難所のスタッフ不足ということになります。新聞の話によれば過去に一般避難者が殺到した事例もありその存在を積極的に告知していないのではないかとの指摘もあります。災害復旧のボランティアだけではなく、避難所や福祉避難所のスタッフの補充も計画的かつ、広域的に行わねばなりません。
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仮設ホームで認知症高齢者を支援 豪雨被災の「ぶどうの家真備」
47NEWS2018.08.09

 西日本豪雨で浸水被害を受けた倉敷市真備町箭田の小規模多機能ホーム「ぶどうの家真備」が、近くの公民館分館に設けた“仮設ホーム”を拠点に認知症の高齢者らのケアに当たっている。平屋のホームは水没した。スタッフも被災したが、混乱のさなかの7月7日に受け入れを再開させた。「認知症の高齢者らには居場所が欠かせない」と24時間態勢の見守りを続けている。

被災を免れたスタッフが中心となり、直ちに利用者の自宅を訪ねたり、家族と連絡を取ったりして安否を確認した。同時に、避難所となった薗小近くの真備公民館薗分館の一室(約80平方メートル)とテーブルを借り受け、車いすや就寝用のマットレスも順次用意した。