精神科での身体拘束をめぐり、訴訟が相次いでいます。神奈川で昨年、ニュージーランドの男性が拘束されて10日目に心肺停止に陥り、死亡した。血流が悪くなって血栓ができ、肺塞栓(そくせん)症(エコノミークラス症候群)を起こした疑いがあると報じられましたが、続いて、石川県内の精神科病院に入院していた長男(当時40)が肺血栓塞栓(そくせん)症(エコノミークラス症候群)で死亡したのは不適切な身体拘束が原因として、両親が病院を経営する法人に約8600万円の損害賠償を求める裁判を近く金沢地裁に起こすと報じられています(朝日新聞デジタル 2018年08月18日)。
近年の身体拘束の急増の原因に、急性期病棟の増加や、認知症患者の入院によって空きベッドを埋めるという病院の現状があるのではないかと筑波大学教授で精神科医の斎藤医師は指摘しています。
身体拘束を受けている患者は1日1万人以上となり、10年前の2倍と言われます。病院の都合で身体拘束が増える、あってはならないことです。
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あすへのとびら 精神科の身体拘束 患者の尊厳守るには
信濃毎日新聞2018.08.19

 精神科の入院患者は29万人近くに上り、その6割余は1年以上である。日本の精神医療は「隔離収容」から脱していない。精神障害がある人を危険な存在のように見る差別意識も社会に根深く残る。それが精神医療の密室化や、不当な身体拘束をはびこらせることにもつながっている。

身体拘束を受けている患者は、厚労省の調査で13年以降1万人を超え、10年前の2倍に増えた。長谷川さんの調査によると、拘束日数は平均で96日に及ぶ。欧州ではスイスが49時間、ドイツやフィンランドは10時間に満たない。日本は桁違いの長さである。


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