貧困の高齢者世帯が最多更新という記事が新聞紙面に踊ります。7月の生活保護世帯数が2か月ぶりに増加、中でも65歳以上の単身高齢者世帯が大幅に増加しています。生活保護世帯の53.78%を高齢者が占め、そのうち単身世帯が91.2%と大半を占めています。この勢いは止まりそうにありません。
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生活保護、2カ月ぶり増=厚労省
JIJI.COM2018.10.04

 厚生労働省は3日、7月に生活保護を受給した世帯が前月より1418世帯多い163万7745世帯だったと発表した。2カ月ぶりの増加。65歳以上の単身高齢者世帯が大幅に増えた。
 一時的な保護停止を除く受給世帯の内訳を見ると、「高齢者」は88万791世帯。うち単身世帯は前月比1150世帯増の80万3182世帯で、受給世帯全体の半数近くを占めた。高齢者以外では、「母子」が8万7012世帯、「障害者・傷病者」が41万2380世帯、失業者を含む「その他」が24万8904世帯だった。