北海道地震から見えてきた在宅医療、介護の危うさ。地震から1カ月がたち、様々な課題が浮かび上がっています。停電により、たんの吸引器や人工呼吸器、ミキサー食のミキサーなど電気を使って在宅で命を長らえている方々が必至の対策を行っていたことが報告されています。太陽光発電の知人宅で何度も充電などを行いながら綱渡りで介護、看護を行っていた方いたと言われます。これほど災害の多い日本において、緊急時の電源確保は不可欠であり、電源の多様化は避けて通れないでしょう。
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在宅医療、停電で綱渡り=「無防備過ぎた」-介護にも課題・北海道地震1カ月
ニフティニュース2018.10.05

 北海道地震による大規模停電では、在宅医療で使う機器に電気が供給されず、患者や家族は長時間にわたり不安や緊張を強いられた。「無防備過ぎた」「孤立状態になった」。要介護者を抱える家族からも、地震を教訓にした対策を求める声がある。

 札幌市北区の小川隼弥さん(16)は先天性の大脳白質形成不全症のため、たんの吸引器のほか、夜間は人工呼吸器などを使っている。地震があった9月6日は、高熱を出した隼弥さんを母の孝子さん(55)が看病していた。真夜中、突然激しい揺れが襲い、直後に家中の電気が消えた。

 体調が悪い時こそ機器が重要だが、充電は約30分しかもたない。苦しくないか様子を注視しながら吸引の回数を減らした。約7時間後、太陽光発電の知人宅で充電させてもらい、7日夜に電気が復旧するまで、充電のため何度も知人宅や学校と自宅を往復。急いで予備の充電器を調達した。