日本の人手不足が拡大します。このままいけば2030年には644万人の人手不足、医療・福祉も187万人の不足が予測されます。644万人の不足に対して働く女性で102万人、高齢者で163万人、外国人で81万人補い、その他は人工知能(AI)やロボットなどで代替できると推計していますが、果たして半分を代替できるでしょうか?果たして制度改革が追い付くでしょうか、先延ばし政治では間に合いません。
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2030年の人手不足、644万人 パーソル総研と中大が推計、17年の5.3倍に
 SankeiBiz2018.10.24
 パーソルホールディングス傘下のシンクタンク、パーソル総合研究所と中央大学は23日、共同研究として取り組んできた「労働市場の未来推計2030」を発表した。2030年の人手不足数は644万人と17年実績の121万人から5.3倍に拡大し、人手不足が一段と深刻化するという。

 総務省の労働力調査など各種統計を活用し、労働需要と供給を予測して不足人数などを推計した。20年に384万人、25年には505万人と拡大を続け、30年には644万人に達するとしている。

 産業別で見ると、サービス産業は2101万人の需要に対し供給は1701万人で400万人の不足、医療・福祉も187万人の不足となり、他産業よりも深刻化する。一方、金融・保険・不動産は30万人の余剰になるほか、現在は人手不足が深刻な建設も99万人の余剰になると分析した。