身寄りのない高齢者の最終出口を誰が看るのか。いままでは家族がその役割をしてきましたが、無縁社会になりつつある今日、家族にも頼れない。では施設や病院が最終出口の役割を担うのか?それも限界があります。身寄りのない高齢者のため、入院や施設入所の際に必要な身元保証や病院などへの付き添い、財産管理、葬送・納骨などの最終出口について誰かがやらねばなりません。
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「家族」役 福祉にずしり 身寄りない人の終末期
長崎新聞2018.11.05
 身寄りがなく、孤立した高齢者や障害者を支援する福祉の仕組みが整う一方、そうした人たちの終末期をどうケアするのか-。「多死社会」とも言われる状況の中、福祉の現場は今、サービス利用者のみとりや葬儀、遺品整理など新たな課題に直面し、福祉が「家族」の役目を肩代わりするケースが増えている。

長崎純心大の潮谷有二教授(社会福祉)は「これまで終末期や死後の対応は家族の問題ととらえられがちだったが、身寄りがない人たちを社会的に支援する制度が必要ではないか」と指摘している。