介護の現場の人手不足を解消するには、現在の介護職の待遇改善は必須であり、それでも急速な高齢化には対応できない可能性は高いと言わざるを得ません。待遇を改善しつつ、海外からの介護人材の導入を図らざるを無いのではないかと考えられます。「かつて家族の中で営まれていた介護は、国境を越えてグローバルな時代に突入する」という岩手日報の論説は正しいと思います。
・・・・・・・・・・・・
(論説)介護人材の確保 「行く道」共に考えたい
岩手日報2018.11.09
 「きつい仕事のわりに給与が低い」。一面的な見方からマイナスイメージが広がり、敬遠されがちな介護職だが、高齢化に突き進む社会でニーズは増す一方だ。団塊世代が全て75歳以上になる2025年には、全国で約34万人の人手不足が見込まれる。多様な参入を促す確保策と定着に向けた環境整備は急務だ。

国内外の人材確保だけでなく、専門性を高める質の担保、また定着に向けた処遇改善や労働環境整備が一体となって進められる必要がある。人手を補うため、いわゆる介護ロボットの導入も進んでいくだろうが、やはり仕事と職場の魅力をつくる中核となる人材育成は鍵となりそうだ。

 かつて家族の中で営まれていた介護は、国境を越えてグローバルな時代に突入する。11日は介護の日。「いつか行く道」を共に考えるきっかけにしたい。