認知症患者が一般病院に治療で入院の際には約半数の人が身体を拘束されるというショッキングな調査結果です。研究チームによれば明らかに過剰な対応で、拘束が習慣化している可能性があると指摘しています。これだけ認知症患者が増えている今日でも、認知症患者に対する対応が一般病院に普及していないということはどういうことでしょうか。縦割りの弊害なのか、それが放置されている医療行政に問題があると言わざるを得ません。
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認知症の患者が治療で一般病院に入院する際 45%が身体を拘束される
livedoor2018.11.18
認知症の45%、入院時身体拘束 一般病院、研究チーム全国調査認知症の人が病気やけがの治療で一般の病院に入院した際に、45%の人が自由に体を動かせないようにされる「身体拘束」を受けていたことが18日、国立がん研究センターと東京都医学総合研究所の研究チームによる全国調査で分かった。
転倒などのリスク回避が主な理由だが、研究チームは「明らかに過剰な対応で、拘束が習慣化している可能性がある」と指摘。「身体機能の低下など、拘束のデメリットを検討し不必要な拘束を減らす取り組みが必要」としている。
身体拘束は、介護施設では原則禁止。精神科病院は法律上も限定的に容認されているが、一般病院では医師や看護師らの判断に委ねられている。
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